オリンピックと商業主義 集英社新書

小川勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206456
ISBN 10 : 4087206459
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
追加情報
:
220p;18

内容詳細

オリンピックをテレビ観戦していると、他のスポーツイベントとは「風景」が違うことに気づく。それは「会場に広告看板がない」からだ。クーベルタンが理想を掲げて創始した近代オリンピックの「格式」は、そのような形で今も守られている。だが舞台裏では、莫大な放映権料やスポンサー料がIOCの懐を潤し、競技自体にまで影響を及ぼすという実態がある。一方で、その資金のおかげで税金の投入が回避され、途上国の選手が参加できるという現実もある。果たして、オリンピックが「商業主義」を実践するのは是なのか非なのか。本書は、五輪礼賛でも金権批判でもないスタンスで、この問題を深く掘り下げる。

目次 : 序章 三つのロンドンオリンピック/ 第1章 「商業主義」の起源と歴史(「商業主義」の定義/ 聖火リレーを「売った」理由/ 三種類の開催資金 ほか)/ 第2章 「商業主義」の弊害とは何か(ロサンゼルスでは、明確な「弊害」はなかった/ 「一線を越えた」ソウルの競技時間変更/ 放映権料をめぐる裏事情/ テレビマネーに配慮する必要はなかった? ほか)/ 第3章 五輪マネーは、どのように分配されるのか(「全世界的スポンサー」TOPの誕生/ 協賛金は二〇年前の七倍に/ IOCにマーケティング専門家を招聘 ほか)

【著者紹介】
小川勝 : 1959年生まれ。スポーツライター。青山学院大学理工学部卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。プロ野球、北米四大スポーツ、オリンピック取材などを担当し、編集委員に。2002年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 樋口佳之 さん

    二〇一二年六月刊の本なので現在の東京オリンピックに直接関わるお話は無いですが、商業主義の問題の歴史を読む事ができました。ロス五輪が分岐点とも言えないとか。/放映権料の最大化を狙ってルールや競技時間が変更されるとかは本末転倒も甚だしいなあ。なぜ日本で7月なのかは未だに全然理解できないもの。

  • おかむら さん

    オリンピックとカネ。各大会の収支を分析。わりと公平な見方なのでわかりやすいし納得できる。放映権料という闇。あとIOCもかなり闇。初代クーベルタン男爵は経費を全部持ち出しでとうとう破産してしまったらしいわ。そんな時代もあったのに。そして76年冬季五輪招致決定後に税金を使うことは許さないと住民投票して開催返上した都市(コロラド州デンバー)があったっていうの、知らなかったわー。東京もやろうと思えばできたのか? オリンピック、結局誰が儲けてるのか考えちゃうわー。汚いわー大人。

  • スプリント さん

    テレビの時代となり、世界の注目を集めるイベントになった時点で広告や協賛に頼らざる得ないのは必然ですね。2018年の平昌冬季五輪のように選手を無視した試合日程・時間を組まされるのは悲しいことです。

  • アイス1億円 さん

    オリンピックという祭典には多くのおカネが絡んでいます。商業主義の弊害はやはりあるようですね。FIFAの不正は記憶に新しいですが、はてさて。

  • shigoro さん

    莫大な利益を得れる放映権によって、テレビ局の言いなりになり、決勝の試合時間をずらしたり、放映時間に合わせてのルール改正など、選手のパフォーマンスを蔑ろにするのは問題もある。視聴者も一流のパフォーマンスを見たいはずなのに、意外とルール改正には無頓着であり、裏側で仕組まれていることに気づき辛い部分もある。テレビ側がその思惑や都合を報道するわけが無いからしょうがないけどね。

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人物・団体紹介

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小川勝

1942年8月8日。千葉県船橋市に生まれる。千葉県立千葉高等学校、静岡大学工学部卒業。山九株式会社勤務。現在、Ikaruga ICES SGG会員として法隆寺観光ボランティアを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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