良妻賢母という規範

小山静子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326654352
ISBN 10 : 432665435X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;20

内容詳細

国民国家や近代家族の成立と不可分な規範として、良妻賢母思想をとらえ直す。認識枠組を一新した女性史研究の画期となる名著。

目次 : 序 問題視角/ 第1章 良妻賢母思想の成立/ 第2章 良妻賢母思想と公教育体制/ 第3章 転換をもたらすもの/ 第4章 良妻賢母思想の再編/ 第5章 修身教科書にみる良妻賢母像の変遷/ 最後に 良妻賢母思想とは何だったのか

【著者紹介】
小山静子 : 1953年熊本市生まれ。現在、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Olive さん

    一言で明確に言うなら、良妻賢母思想とは「決められた枠組の中で一国民として女が認知され国家に統合された思想」という事が出来るだろう。 筆者は、これが国体観念や家制度などと結びついた考えとすることに疑問を投げかける。何故なら女は今でも良妻賢母が期待される状況にあるからだ。この疑問を考察・検証する内容となっている。そして、良妻賢母像は時代と共に1:江戸まで、2:明治啓蒙期、3:戦後と大別し3段階にその意味が変化しているところが興味深い。 ジェンダー順位下位国家が支える思想とは、に答える素晴らしい本だ。

  • Go Extreme さん

    問題視角 良妻賢母思想の成立: 江戸期女訓書にみる女性観 明治啓蒙期の賢母論 良妻賢母思想の登場 良妻賢母思想と公教育体制: 家庭教育論の登場 家庭教育と公教育体制 転換をもたらすもの: 「婦人問題」の登場 第一次世界大戦の衝撃 良妻賢母思想の再編: 女子教育の改善 新しい良妻賢母像 高等女学校令改正へ 修身教科書にみる良妻賢母像の変遷: 明治四四(1911)年まで 大正九(1920)年まで 大正九(1920)年から昭和七(1932)年まで 良妻賢母思想とは何だったのか

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品