秋たちぬ 寺山修司未発表詩集

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000240451
ISBN 10 : 4000240455
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
174p;20

内容詳細

いま蘇る、「詩集」と題された、少年時代の言葉たち。自らカットを描き、レイアウトし、創造した作品群は、世界を未来にむけて揺さぶる!

目次 : 雁/ 椎の実/ 六月/ 弘ちゃん/ 黒猫/ 金魚/ 鬼灯/ いろり/ 則子/ 秋たちぬ〔ほか〕

【著者紹介】
寺山修司 : 1935年生まれ。10代から俳句、短歌、詩を書き始め、1954年「チェホフ祭」50首で「短歌研究」新人賞を受賞する。以後前衛短歌の旗手として活躍する一方、詩、俳句、小説、演劇、映像とジャンルをこえて旺盛に作品を発表し続ける。1967年「演劇実験室・天井桟敷」結成、演劇活動の拠点とし、国内外で高く評価された。1983年逝去

田中未知 : 1945年生まれ。作曲家。「演劇実験室・天井桟敷」の旗揚げからのメンバーとして制作、照明などを担当。自らの創作活動のかたわら、公私にわたり16年間寺山の仕事を支え続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 双海(ふたみ) さん

    寺山が14,5歳の頃ノートに記した詩。言葉を繰ることの感動と恐れ。寺山の本は詩集、歌集、エッセイの類などを読んできましたが未だによくわからない人物です。本書所収の詩では「金魚」が好き。

  • 八百 さん

    父を亡くし母と離れた孤独の少年は「ことば」を友達にした。そして「ことば」と戯れ「ことば」と闘い「ことば」を魔法のように操り47歳で少年のまま此の世を去った天才の原点がここにある。生粋の照れ屋を隠すため斜に構えることの多かった寺山、しかしこの少年期に明け透けな「ことば」でストレートに心情を表現した作品群はどれも瑞々しくも美しくファンならずとも心を奪われるに違いないだろう。そしてこの未発表だったノートは詩歌に添えられた自筆のカットやレイアウトも秀逸なそれ自体が芸術作品、こちらの復刻版も是非手にしたいものである

  • めまい さん

    自筆ノートがとても可愛く、そのまま載せたい編集者の気持ちがよくわかる。どれも素朴な純朴な詩。

  • 保山ひャン さん

    寺山修司が高校生のときに作った、私家版の詩集ノート。レイアウトも考えてあり、挿絵もつけてある。現実か虚構か判然としない人間関係を詠んだ詩もあり、寺山修司らしさが歴然とみてとれる(明らかに架空の家族関係ももちろん!)。それ以前に作った私家版の歌集と句集もあわせて、出揃った、という感じか。

  • シロツメクサ さん

    若い時の寺山が彷彿。

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人物・団体紹介

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寺山修司

青森県弘前市生まれ(1935〜1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイスト

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