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戯曲「あゝ、荒野」

Shuji Terayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784891949112
ISBN 10 : 4891949112
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

寺山修司唯一の長編小説が初の戯曲化

架空の昭和の街「新宿」。
荒ぶる魂と強靱な肉体を持てあます<新宿新次>と、どもりの青年<バリカン>。
二人には奇妙な友情が芽生えるが、新次と対戦することでしか自由を手に入れられないと感じたバリカンはジムを移籍する。

そしてついに、後楽園ホールで二人の試合は実現する-----。

Content Description

寺山修司、唯一の長編小説、初の戯曲化。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    昭和風なのにイチローなどの現代の要素が出てきてより一層、物語自体の煌きが増す。バリカンの「人に憎しみを覚えないのでちゃんとした人間になりたい」や「一人ならば饒舌だが、人に対するとどうしていいか分からなくなる」という言葉に只管、共感していたために彼が選んだ到達点が悲しくも清々しい。誰もが荒野を見ることはあるのだ。対して自信満々な信二もライバルとなったバリカンの真意を理解しつつも引き換えに得る栄誉との間で苦悩する姿は一種のエロシズムすら感じさせる。

  • イシザル

    蜷川さん演出の舞台のエンディング曲radioheadのcreepだったのか。歌詞と、サビに入れるエフェクターのガガっは、この夕暮マリーが書いた戯曲の世界観とピッタリ。観とくべきだった。

  • まじゅ

    舞台を見るので購入したが、結局観劇後に読んだ。

  • kiho

    臨場感と迫力がセリフからビンビン伝わる…実際の舞台を想像しながら読了☆生きる、という言葉が響いてくる。

  • たっつぁん

    台詞がビンビンにカッコいい!世界観がビンビンにカッコいい! 読んでて凄いことがわかる。

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