量子コンピュータ入門

宮野健次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784535788053
ISBN 10 : 4535788057
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
165p;21

内容詳細

量子コンピュータの背景にある物理がわかる。計算機のしくみから量子テレポーテーション実験までを解説。第2版では、新たに式の説明や図を補い、研究の展望にも触れる。

目次 : 第1章 古典計算機と量子計算機/ 第2章 量子ビットを担うもの(1):光子/ 第3章 量子ビットを担うもの(2):スピン/ 第4章 量子論理ゲート/ 第5章 ショアのアルゴリズム/ 第6章 量子エラーコレクション/ 第7章 光を用いた量子情報処理実験の例―量子テレポーテーション/ 第8章 量子コンピュータ研究の現状と展望/ 付録 FFT

【著者紹介】
宮野健次郎 : 1947年、岡山県に生まれる。1970年、東京大学工学部物理工学科卒業。1974年、Northwestern大学物理学専攻修了、Ph.D.東京大学工学部教授、東京大学先端科学技術研究センター教授・所長などを経て、物質・材料研究機構フェロー、東京大学名誉教授

古沢明 : 1961年、埼玉県に生まれる。1984年、東京大学工学部物理工学科卒業。1986年、東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。(株)ニコン勤務を経て、東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Koning さん

    量子コンピュータの入門書。学部学生1年目ぐらいを対象にしているけれど、概念を腑に落ちるところまで理解するにはあまりに古典コンピュータに汚染されすぎているのと数学的素養が足りなすぎるというところで泣けてくる。Qubitの振る舞いの謎加減(trueとfalseとnilなのか?って言えばそう考えちゃうようじゃいけないのは分かる程度の理解度(死)。最後の付録のFFTの量子コンピュータ的解法の解説を読んで絶望する(笑)。

  • オザマチ さん

    量子ゲート方式の量子コンピュータの入門書。量子力学の簡単な所を解説した後、旧来の電子計算機のAND回路やNOT回路に相当する量子ゲートの解説に進み、それらによっていくつか具体的な問題を解く方法を解説していく。量子ゲートで問題が解けることはなんとなく理解したが、電子計算機は汎用的なハードウェアにプログラムで命令することで問題を解くことに対し、量子コンピュータのプログラミングはどうやるのかという疑問が残った。また、計算機ハードウェアの基礎を前提として知らないと、理解が難しい内容だと思う。演習問題と解答付き。

  • やす さん

    量子アルゴリズムのショアのアルゴリズムについて詳しく解説されていた。3冊目でようやく巡り合えた幸せ。IBM Qのサイトとかに解説のってるけどまったく足りていないことがよく分かった。因数分解を量子でやるにはまだまだ量子ビットが足りないので因数分解の困難による暗号はしばらく安心である。本から離れるが、量子ビットの解説は物理量子ビットの解説であってエラーフリーとなる論理量子ビットには1000ほどの物理量子ビットが必要、ショアのアルゴリズムを有意に解くためには2000論理量子ビットが必要とのこと。まだ物理で2桁。

  • 好奇心の横断歩道を渡る! さん

    5章の位数計算まで。前書きに「量子力学はもとより線形代数の知識もほとんどない(大学に)入学したばかりの学生が、講義を聴くだけで理解できるように特に配慮し」と書いてある。確かにとても丁寧な説明だと思う。ただ、途中の式変形を一つ一つ追っていくと、スラスラ読み進めるものではなかった。数学ができる人は余裕なのかな。自分にその手の才能がないことを恨むばかり。量子ゲート方式の物理的背景を知るにはとても良い本だと思う。あと、”途中よくわからなくても、2ページ先まで読むと分かる”ってパターンが何回かあった。

  • まころん さん

    学部1年向きと聞いて読んでみた。 「原理的に必ず解けるということと、役に立つ時間内に解けるということは全く価値が異なる」「我々には原理的に知りえないことがある、というのはなかなか受け入れ難い〜「あることが生起した」ということと「生起しているはずである」ということの違いを明確に

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

建築・理工 に関連する商品情報

おすすめの商品