猫の事務所 日本の童話名作選

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039634207
ISBN 10 : 4039634209
フォーマット
出版社
発行年月
1994年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,35p

内容詳細

猫の事務所の書記の中に、一匹のかま猫がいました。かま猫とは、寒さに弱くて、夜かまどの中に入って眠るため、からだが煤で汚れている猫のことです。かま猫は、猫仲間のきらわれ者。事務所でも、ほかの書記たちにいつも意地悪ばかりされているのです…。大人の絵本。小学中級以上のお子さまにも。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房 さん

    差別される側の悲しみを描いた童話。初出は1926年(大正15年)。宮沢賢治氏の童話では数少ない生前に発表された作品だそうです。黒井健氏が描くノスタルジックな絵は情感あふれています。舞台は猫の歴史と地理を調べる事務所。事務長のほか、書記として働ける猫はわずか4匹の狭き門。第4書記を務める〈かま猫〉は同僚たちに嫌われていました。寛容だった黒猫の事務長も、同僚たちが捏造した噂を吹き込んだので、かま猫を無視するようになりました。孤立したかま猫の瞳から、ずっと堪えていた涙がこぼれます……。1994年10月初版。

  • ☆よいこ さん

    絵本。絵が可愛いので読みやすい。かま猫とは、寒さに弱くて夜、かまどの中に入って眠るため、体がススで汚れている猫。猫仲間でも嫌われて、意地悪ばかりされているかま猫だが、懸命に仕事をしている。差別の不条理さと、差別される側の悲しみを描く。かま猫がかわいそう。獅子が必要。

  • ひらちゃん さん

    虐げられたかま猫を庇っていた事務長まで皆の作り話に同調してしまう。最近のイジメ問題が浮かんでしまいます。「僕は半分獅子に同感です」事務所を閉めてもいじめも差別も解決された訳じゃない。この言葉はこれからも考え続けなくちゃいけないと教えてくれてる気がします。

  • 手を洗う♪みどりpiyopiyo♪ さん

    わーん またまたかなしいきもちになりました。かま猫、次はもっといい所といい仲間が待ってるよ。■猫で描かれてるけど、妬みと差別といじめの話でした。同僚もくだらなくて飽きれるけれど、事務長が馬鹿すぎて(泣)。人の世をよく表しています。■先だって植垣歩子さんの絵で読んで、とても感じるものがあった物語ですが、黒井健さんの絵も、光の粒を感じる様で、朧に夢に見た様で、紛れもなく人の世のお話なんだなぁ と深い溜息が漏れました。(文 大正15年 (1926年)、絵 1994年)

  • エッちゃん さん

    黒井健さんの絵に誘われて手にした図書館本。。差別される者の辛さ、悲しみを猫を通して問いかけている。有能であっても、見た目で差別されたりすることは、人間社会にもよくあること…窯猫の辛い気持ちが伝わってきますね。、悲しくなります。黒井さんの柔らかい絵に少し救われます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宮沢賢治

1896〜1933。岩手県花巻市出身の詩人、童話作家。幼少より鉱物採集や山歩きを好み、盛岡高等農林学校(現在の岩手大学農学部)卒業後は、教員として岩手県立花巻農学校で地学や農学を教えた。その後も近在の農家に肥料相談や稲作指導を行ったり、東北砕石工場で技師として働いたりしていたが、37歳の若さで病没。

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品