水仙月の四日 日本の童話名作選

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039634405
ISBN 10 : 4039634403
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
29cm,35p

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読書メーターレビュー

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  • ままこ 🍁 さん

    ひゅう、ひゅう、ひゅう、おそろしい雪婆んごが荒れ狂う〈水仙月の四日〉辺り一面猛吹雪。青と白を基調に描かれる幻想的で厳しくも惹きつけられる自然美。宮沢賢治の世界観がそのまま伝わってくる伊勢さんの絵も素晴らしい。繊細で宝石のような雪の結晶がその形も様々に天からキラキラ舞い落ちる様子、桔梗いろの天球にまたたく星座も美しい。雪童子の優しさがじんわり温かく心に沁みてくるとても好きな作品。またこの雪降る時期に読んでみたい。

  • たんたん(休みます) さん

    水仙月の四日、赤い毛布をかぶった子供が山の家への道を急ぐ。二匹の雪狼を従えた雪童子は猛吹雪を起こすため山へ向かう。雪童子のちょっとしたいたずらからふたりはヤドリギの枝で繋がる。雪婆んごに子供の命も取ってしまえと言われた雪童子は…宮沢さん独特の神秘的な物語を伊勢さんが幻想的な絵で表現してくれる。雪の美しさと怖さと冷たさと温かさが伝わってくる。子供の赤と雪童子の白が対照的で惹きつけられる。子供が握る「ヤドリギの枝」この絵が意味することは…。

  • よこたん さん

    「そうして睡っておいで。布団をたくさんかけてあげるから。そうすれば凍えないんだよ。あしたの朝までカリメラの夢を見ておいで。」 こどもの纏う赤い毛布に容赦なく降り積もる雪。おそろしい雪婆んごのおこさせる猛吹雪から、こどもをそっと護る雪童子。この季節、猛烈な雪の降り続く現代の彼の地にも、心優しい雪童子がいて欲しいと願う。賢治の綴る自然の過酷さと美しさと、どこかふわりと温かい交流、そして独特のオノマトペに頬が緩む。伊勢さんの様々な青は、この本でも存分に味わえた。「桔梗色の天球」という言葉と絵の美しいこと!

  • 手を洗う♪みどりpiyopiyo♪ さん

    雲もなく研きあげられたような群青の空から 真っ白な雪が さぎの毛のように いちめんにおちてきました。それは下の平原の … しずかな奇麗な日曜日を 一そう美しくしたのです。■賢治の生前に刊行された唯一の童話集『注文の多い料理店』に収められた9つの童話の1つです。絵は伊勢英子。■なんて澄んだ煌めき。見上げれば 細かな氷の粒が陽に映えて。まっすぐに四方に発射する陽光、カシオピイアの水仙、ガラスの水車、舞い踊る鷺の毛…。雪童子たち精霊の棲む世界を描いている様でした✨ (文:大正13年 1924年。絵:1995年)

  • caramel さん

    絵でここまで雪景色が表現できるのかと思うほどの煌めく世界。光にあたって虹色に光ったり、降りつもったばかりのパウダースノーのような細かい雪・・・思わず絵に見惚れてしまった。雪というのは、こんなにも綺麗でありながら時に嵐のように吹雪く怖さや厳しさも秘めている。自然に精霊が宿る日本古来の考えが投影されて物語に深みを増している。記憶に残る素敵な絵本。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896〜1933。岩手県花巻市出身の詩人、童話作家。幼少より鉱物採集や山歩きを好み、盛岡高等農林学校(現在の岩手大学農学部)卒業後は、教員として岩手県立花巻農学校で地学や農学を教えた。その後も近在の農家に肥料相談や稲作指導を行ったり、東北砕石工場で技師として働いたりしていたが、37歳の若さで病没。

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