よだかの星 日本の童話名作選

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039633804
ISBN 10 : 4039633806
フォーマット
出版社
発行年月
1987年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,27p

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読書メーターレビュー

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  • masa@レビューお休み中 さん

    哀しい。本当に哀しいとき、人は涙することができないものだ。寧ろ、冷静に沈着に物事を分析してしまう。よだかは、醜い姿のために、他の鳥たちからも嫌われていました。「たか」という名前が付いているだけで、鷹からは名前を変えろと脅されてしまう始末なのです。この物語を読んでいると、コウモリの話を思い出してしまいます。同じ種族なのに誰からも認められない、誰からも歓迎されない。それどことか迫害すらされてしまう…。賢治の時代にも、やはりイジメというものはあったのでしょうか。差別したり、裁くのは人だけではないのでしょうか…。

  • めしいらず さん

    容姿によって変わる心のありよう。強き者、美しき者は、いつも自信に満ち溢れ、明確な己の意思を相手に押し通す術を心得ている。弱き者、醜き者は、その自信なさ故に見下され、侮られる己を甘受している。相手の気持ちに心を配り接しているのに、いつでも色眼鏡を通した正確でない姿でしか認識してもらえない哀しみ。日々感じている生き難さ。それでも相手を貶めることでは癒すことなど出来なくて、心の奥底に澱となって堆積している。哀しみを見据え、辛さを堪え、凛と立つ人に寄り添う、美しい物語。

  • ☆よいこ さん

    よだかは鷹にいじめられ、市蔵と改名しろとせまられる。太陽に焼かれて死にたいと飛び立つが、夜の星に頼めといわれる。よだかは星に向かって飛び立つが星たちにも相手にしてもらえなかった。よだかは飛び続ける。▽宮沢賢治『よだかの星』の絵本ではこの装丁が一番好き。『宇宙に駆けるよだか』を息子と一緒に見てたら、この本を未読だったというので借りてきた。

  • thayami さん

    読後の振り返りで、次男と実際のヨタカをWebで確認。「なぜ皆よだかを嫌うのかな・・・。なぜ星になったのかな・・・。」とのこと。人は皆、個性があること、そしてそれを尊重することも大切。まずはこの点だけ会話。偏見、先入観、蔑み、妬み・・・。自然界の厳しさから”矛盾”を感じる。自己を振り返り、結果として星となる。結果ではなく”振り返る”ことの大切さを説いたのだと考える。中村氏の『木絵』は豊かな感情に溢れた逸品。賢治の思いを感じる気がします。

  • ビブリッサ さん

    再読。初読は小学生の頃。美しく強い者が幅をきかせ、醜く声小さき者は蔑まれる。この理不尽さは人間社会特有ではない。猿、狼、セイウチの群れの中にも存在する。醜いと嘲笑され、言いがかりの改名を迫られ、死を望むも星々にいなされる。八方塞がりのなか、よだかは飛翔し始める。落ちても又飛ぶ。自己嫌悪と自己実現の苦しさのなか、上へ上へ。飛ぶほどに星は小さくなっていくよう。それでも飛ぶ。それでも飛ぶ。死に向かって、傷だらけでひたすらに飛び続けるよだかは生を謳歌していると思う。その生涯に燐の燃えるような青い光を宮沢は授けた。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896〜1933。岩手県花巻市出身の詩人、童話作家。幼少より鉱物採集や山歩きを好み、盛岡高等農林学校(現在の岩手大学農学部)卒業後は、教員として岩手県立花巻農学校で地学や農学を教えた。その後も近在の農家に肥料相談や稲作指導を行ったり、東北砕石工場で技師として働いたりしていたが、37歳の若さで病没。

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