どんぐりと山猫 日本の童話名作選

宮沢賢治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784039634108
ISBN 10 : 4039634101
フォーマット
出版社
発行年月
1989年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,35p

内容詳細

賢治の生前に刊行された唯一の童話集『注文の多い料理店』の巻頭をかざる、この作品には、差別を超越し、平等を求める賢治の思想の一環が、ストレートに提示されています。山猫から裁判の手助けをたのまれた一郎が、山の奥の草地で、どんぐりたちのもめごとを解決する―幻想的な作品世界を、猫をえがきつづけてきた高野玲子が、銅版画の技法を組み合わせて、イメージ豊かに絵本化。大人の絵本。

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読書メーターレビュー

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  • Major さん

    【イベント私の絵本ベスト5】第3位『どんぐりと山猫』宮沢賢治 「おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。かねた一郎さま/九月十九日••• 」黄金色の広い草原の真ん中に、大きなとんがり三角耳いかめしいいでたちで、葉巻を加えてこちらを見つめる山猫裁判官の表紙(別の表紙の物でこのレビューをUPしているが、読んだ本の検索にはなかったのが残念である)幾つもの種類の表紙カバーがデザインされているが、この表紙がもっともよい。慈しみとユーモアを湛え、なんとも楽しく不思議な賢治の描く想像世界が広がる。

  • みう さん

    動植物の擬人化、自然の描写がいいですね。一郎が出した裁判の答えにはなるほどと思ったし、作品全体を通して宮沢賢治のユーモアとセンスを感じ、楽しく読みました。余韻を残す締めくくりも素晴らしい。

  • さきん さん

    手紙を書いた猫がとても可愛らしかった。どんぐりの争いは、今に至る様々な紛争をつまらない理由でおこなう人間を私に連想させたのと同時に当の本人にとっては真剣なことだと思った。子供の時は、単に楽しく世界観を親しむに過ぎなかったが今読むと、現実と無意識に比較するようになっている自分に気がつく。

  • かず さん

    ★★★Audible。

  • たーちゃん さん

    息子は「なんかいっぱいどんぐりがいるんですけどー」と笑っていました。

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人物・団体紹介

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宮沢賢治

1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農学科第二部卒業。10代の頃から短歌を詠みはじめ、多くの詩や童話の作品を残した。生前に、詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を刊行。また羅須地人協会を設立し、農民の生活の向上のために尽くしたが、1933年急性肺炎のため37歳で永眠

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