東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版

宮沢章夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023823
ISBN 10 : 4309023827
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
309p;21

内容詳細

地下から生成し、地上へと派生していった80年代の「裏文化史」。伝説の講義録に増補、「現在」を読み解く上で必携の決定版。

【著者紹介】
宮沢章夫 : 1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・小説家。1980年代半ば、竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。その作・演出をすべて手がける。1990年、「遊園地再生事業団」の活動をはじめる。『ヒネミ』(1992年)で岸田國士戯曲賞受賞。2000年より京都造形芸術大学で、2005年から2012年まで早稲田大学で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    80年代論。2005年の大学講義をまとめた旧版に2015年の補講追加した決定版。大塚英志のオタク論を意識し、それとは異なる80年代文化を著者の体験も交え論ずる。日本初のクラブ「ピテカントロプス・エレクトス」やセゾン文化など。同時代を生きていたが、本雑誌テレビでしか知ることがない、田舎の学生だった自分にはノスタルジーそのものだ。軽いが批評的な視点があり、ときおり感心。長年の疑問だった、ネットなどでみるオタクのサブカル嫌悪の理由に合点が行ったのスッキリした。文庫化を求む。旧版でもいいから手元に起きたい。

  • 阿部義彦 さん

    表紙はプラスチックスのチカちゃんです。劇作家宮沢章夫による東京大学で行った80年代のサブカルを、網羅した講義です。YMO,ピテカントロプス・エレクトス、岡崎京子、セゾン文化、スネークマンショー、大友克洋、ラジカル・ガジカルビンバ・システム、いとうせいこう、オタク、田中康夫、クラブカルチャー等などについてかなり深い所まで突っ込んで講義がなされます。NHKでやった戦後日本サブカルチャー史をより細分化して、突っ込んだ内容です。実際にドラマや音楽も(スネークマンショーやゲイリー・ニューマン)掛けてます。好き者向き

  • nizimasu さん

    宮沢さんの「80年代地下文化論」は出版当時の06年版も読んだが久々に読んで大分色々なものが消化できた。というのもその間にかつての沈黙がウソのように本やNHKのサブカルチャー講座は「話芸としてのサブカルチャー」や宮沢さんのとめどもない会話に再びで出会えたことが大きい。そしてシンガリの決定版では80年代の「オタク」「ピテカン」を総称して非身体性というキーワードの落とし込むことが出てきていてなんとも刺激的な内容であった。「80年代はスカ」というのは90年代の言説で今や80年代はやっぱりサブカル時代だったのだな

  • Paddle With Me さん

    YMOが最高にかっこよかった頃の、西武がオシャレだった頃の、WAVEが六本木にあった頃の80年代サブカルがどうだったのか、80年代を知らない若い世代に向けて行った10年前の東大の講義録の再編集版。あの頃は尖ってたオシャレがわかりやすくて、今みたいに何でもOKではなくて、最先端のかっこいい人たちは決して力が抜けてなくて、今思い出すと笑える(私はその頃は子供だったけど)ので、そのころは今は普通にいるオタクが本来のもっと内向きのおたくだった話とか本当に面白くて、そして懐かしい。

  • tabine_sora さん

    坂本龍一が大衆音楽に見出す毒とはなにか、そこに興味を持った

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人物・団体紹介

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宮沢章夫

1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・小説家。劇団「遊園地再生事業団」主宰。放送作家として活動中、シティボーイズ、竹中直人、いとうせいこうらとの演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」の作・演出を担当。その後、遊園地再生事業団を立ち上げ、『ヒネミ』で第三十七回岸田國士戯曲賞を受賞。『時

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