Books

「プリンス・トクガワ」の欧州紀行 幕府を背負った慶喜の弟・昭武がみたパリ万博 Yamakawa Selection

宮永孝

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634424210
ISBN 10 : 4634424215
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮永孝 ,  

Content Description

15代将軍徳川慶喜の弟・昭武は,数え14歳で将軍名代としてパリ万博に参加し、親善大使として約1年半、ヨーロッパ各国を巡行した。異国の文化と生活に驚異の目をみはった少年の新鮮な体験と、渋沢栄一ら随行員の陰謀や葛藤、パリを舞台にした薩摩藩との駆け引き、大政奉還でやむなく帰国するまでの激動の日々が描かれる。
---------------------------------------------
〈目次〉
 序章 親善大使、徳川昭武
 第一章 フランスへ
 第二章 フランスにおける昭武
 第三章 ヨーロッパ巡歴
 第四章 故国の政変

【著者紹介】
宮永孝 : 1943年生。富山県高岡市出身。早稲田大学大学院文学研究科英文学専修博士課程単位取得満期退学。文学博士。現在、法政大学名誉教授。日本洋学史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Ohe Hiroyuki

    幕末も幕末の慶応三年から四年にかけて、欧州を遊学した徳川昭武についての書籍である▼本書の記述は、一行日記風であり、やや機械的な印象を持つが、内容の網羅性・正確性は高く、当時の雰囲気がよく分かる▼開国したのだから、日本に欧州の領事がいれば、欧州に日本の公使がいるわけだ。しかし、当時海外において日本の公使が何をしていたかは知らないことが多いように思う▼本書によれば、薩摩藩は琉球王国の代理として、幕府とは別に万博に出ていたという。当時の薩摩藩の意図を感ずるだけでなく、江戸時代における主権のありようが見えるようだ

  • 鈴木貴博

    将軍実弟の徳川昭武はパリ万博訪問、各国との親善、その後のフランスでの留学のために慶応三年に渡航。しかし大政奉還から戊辰戦争という情勢のもと留学半ばでの帰国を余儀なくされた。その約一年半のフランス滞在と前後の旅の記録。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items