本

星々の悲しみ 文春文庫

宮本輝

基本情報

ジャンル
:
ISBN/カタログNo
:
ISBN 13 : 9784167348014
ISBN 10 : 4167348012
フォーマット
:
本
出版社
:
発行年月
:
1984年08月
:
日本
追加情報
:
16cm,236p

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    「真夏の犬」もそうだが大阪弁がとても活き活きとしていると思う。そして大阪独特の脂っこさ(大阪の方失礼)が好きだ。またどの小説にもにおいが準主役な気もする。「西瓜トラック」のトラックからにじんでいるオイルや「火」に出てくる男が擦るマッチの燃えるにおい、「北病棟」の病室に漂う湿気のにおい。話ににおいのことは出てこないがそれが伝わってくる。もういちどゆっくりと読んでみたい本。出来れば夜更けに。

  • tu-bo@散歩カメラ修行中 さん

    読み友さんの感想から興味を持ち読んでみました。Z図書館の本です。宮本さんといえば、「青が散る」「優駿」は、読んだものの私は、決して良い読者とは言えないと思いました。本作は7つの短編からなる短編集で、タイトルの星々の悲しみは、登場人物の造形がったっていて、エピソードも効果的で面白く読めました。青が散る同様ビビッドな青春小説の一面があり読み易かったです。他の短編では、不良馬場が味わい深かった。この短編集では通底するテーマとして「死」を扱っており、私の知らない宮本さんがいました。「蛍川」「泥の河」読みます。

  • さぁとなつ さん

    全7編の短編集 「北病棟」死んでいく側と生きる側の様相が印象深い 作者の文章は、晴れでも曇天、曇りでもしとしとと雨模様を感じる 繁華街でさえもなぜかモノクロなイメージ ただ「西瓜トラック」に出てくる青年が一万円のことを知らせるべくバイクを走らせるところや、男を受け入れながらもそれを待つでもなく日常を淡々と送るアパートの既婚女性の営みがいやに人間くさい その生や死を多く扱いながらも、時折見える物憂げな人間味に魅了される この作者の本はどれもこころにスンと潜ってくる

  • UK さん

    いかにも昭和な。古い雰囲気の本格短編集。ってなにが本格かよくわからんが。でもさすが大作家、古かろうがなんだろうが余韻の長い良い作品集。真正面から若さやその悩みを描かず、一見淡々とした描写の中から静かに伝わるものがある。そういえば最近の作品って随分ストレートなんだよな、とあらためて思う。

  • 佐島楓 さん

    7篇の短編集。表題作に一番共感できた。若さゆえの傲慢さ、淡い恋、新たな人間関係、そして死。特に大阪弁の活き活きとした感じが泥臭くリアルで、生々しい。ほかの短編も生々しく、死を匂わせるものが多い。切り取られた風景が見える筆致である。優れた作品集。

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人物・団体紹介

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宮本輝

1947年3月6日兵庫県生まれ。77年『泥の河』で第13回太宰治賞を受賞しデビュー。78年『螢川』で第78回芥川龍之介賞、87年『優駿』で第21回吉川英治文学賞を受賞。2004年『約束の冬』で第54回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門を、09年『骸骨ビルの庭』で第13回司馬遼太郎賞を受賞。また同年、紫綬

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