帝国の女 光文社文庫

宮木あや子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334776633
ISBN 10 : 4334776639
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

「帝国テレビジョン」で働く女たちの日々は、世間の認識とは裏腹に、華やかさから程遠い。倒れるまで奮闘する宣伝部・松国、仕事以外はまるでダメなプロデューサー・脇坂、倦怠に沈む脚本家・大島、刺青持ちのマネージャー・片倉、憧れの人と出会う日を夢見るテレビ誌記者・山浦。ままならないことばかり。それでも私たちはこの仕事が好きだ。五人の切実さが胸に迫る連作短編集。

【著者紹介】
宮木あや子 : 1976年神奈川県生まれ。2006年「花宵道中」で第5回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞をW受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ピロ麻呂 さん

    タイトルでファンタジー系かと思うけど、「帝国テレビ」で働く女性たちを描く連作短編集でした。おもしろい!校閲ガールに続きドラマ化しそうやなぁ。「結婚情報誌の重さは男が責任を負う重さ」笑いました(^^)

  • ユメ さん

    女として生きることは容易くない。女だけが苦労しているなんて言うつもりは毛頭ないけれど、女にしかない苦労があることも事実だと、この作品は残酷なほどリアルに描き出す。結婚、出産、仕事の有無、女のあいだにはいくつもの深い川が横たわるという言葉が鋭く胸に刺さる。私生活を犠牲にして夢だった仕事にしがみつく5人の女たちが心を荒ませる姿に私の胸もひりつき、時折訪れる彼女たちの仕事がすべて報われる瞬間の光に号泣した。けれど、今の私が何より理解できるのは「麻耶は、私たちの希望なの」という言葉で、そのことにまた少し泣いた。

  • よっち さん

    世間の認識とは裏腹に華やかさから程遠い、帝国テレビジョンで働く女たちの日々。好きな仕事だけれどままならないことばかりの五人の女性たちが描かれる連作短編集。過労寸前まで奮闘する宣伝部・松国、仕事以外はまるでダメなプロデューサー・脇坂、年下の夫との倦怠に沈む脚本家・大島、訳ありマネージャー・片倉、憧れの人と出会う日を夢見るテレビ誌記者・山浦。それぞれの仕事に取り組む真摯な姿と、一方でプライベートは思うようにいかない苦悩はとても印象的で、ページ数以上に濃密なストーリーと彼女たちの切なる叫びが心に響く物語でした。

  • ブルーベルベット さん

    帝国とは、帝国テレビジョンのこと。そこで働く、または関わる5人の女性たちのお話。 テレビ局という一見華やかな業界だが、内情はそんなに生易しいものではなく、自分のプライベートを削って仕事をしている。大変さはなんとなくイメージできるが、実際はもっと過酷なんだろうな。女性たちが、最後の砦として爪だけは綺麗にしている、というのが興味深かった。そういえば私も、ネイルはなるべく欠かさないようにしている。個人的に、テレビ誌記者の山浦さんの気持ちが一番理解できた。

  • miwapicco さん

    奇しくも女性シリーズ、こちらはユートピアを蹴散らすような😆清々しさ! そして仕事頑張らないと、と元気になる一気読み。 キャラクターがそれぞれ際立ち惹き込まれた😆 校閲ガールより、こちらの業界がなんだか勢いにしっくりくるというのかー。 狭川最悪😣

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人物・団体紹介

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宮木あや子

1976年、神奈川県生まれ。2006年、『花宵道中』で第5回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞をダブル受賞しデビュー。震災からの復興支援を目的とした女性作家たちの同人誌『文芸あねもね』にも参加。13年、『セレモニー黒真珠』で第9回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当

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