ケーキの切れない非行少年たち 新潮新書

宮口幸治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106108204
ISBN 10 : 4106108208
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
182p;18

内容詳細

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。

目次 : 第1章 「反省以前」の子どもたち/ 第2章 「僕はやさしい人間です」と答える殺人少年/ 第3章 非行少年に共通する特徴/ 第4章 気づかれない子どもたち/ 第5章 忘れられた人々/ 第6章 褒める教育だけでは問題は解決しない/ 第7章 ではどうすれば?1日5分で日本を変える

【著者紹介】
宮口幸治 : 立命館大学産業社会学部教授。京都大学工学部を卒業し建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部を卒業。児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務、2016年より現職。困っている子どもたちの支援を行う「コグトレ研究会」を主宰。医学博士、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ムーミン さん

    知的に、また発達上の困り感を抱えた子たちが、目の前に何人もいます。学校としては、少しでも早い段階で、個別に適切な対応をしてあげたいのですが、保護者にはそれを認めづらい状況も多々見受けられます。この本を読んで、やはり少しでも早く、できることから手を打っていかねばという思いを強くしました。

  • ずっか さん

    社会からこぼれ落ちてしまった発達障害や軽度の知的障害の子たちが、後先を考えることもなく犯罪を犯してしまう・・・という現実にゾッとしました。支援を受けたり通院をしている子たちはまだましな方で、認めない親や親自身にも問題があるなど、問題は根が深そう。最後に一定の効果が認められているトレーニングが載っているのが救い。先は長いけれど、親や社会が当たり前のように「支援」を理解し受け入れ、社会からこぼれ落ちる子を減らし、その子たちが役割を担える存在になることを願います。

  • ゆいまある さん

    少年院で勤務していた精神科医が書いた本。そこで出会った多くの子は何の支援も受けてこなかった知的障害者だった。彼らは3等分という概念が分からない。私は街の精神科医だが、てっきり発達障害だと思って不登校の子供のIQを測ったら知的障害だったということが時々ある。支援学級にも行かず、高校卒業しててもIQ60そこそこということもある。成人に達した人に、知的障害ですよと説明しても今更受け入れてもらえない。困るのはこの本にもあるようにボーダー知能。きょうびIQ80程度で正規雇用となることは難しい。もっと支援が要る。

  • ハチ さん

    研究上かする内容かつ子を持つ親として、興味深くかつ真剣に読んだ。いや、読まされる内容だった。少年少女たちの非行・犯罪の背景にあるものを徹底的に実践レベルで、膝と膝を向けあっている専門家の貴重なレポートで、うんと考えさせられた。まずは我が子をしっかりと育てようと再確認させられた。

  • inami さん

    ◉読書 ★3.5 ニュース等で少年たちの凶悪な犯罪が報道される度に、何故このような酷い事件を起こすのか?(起きるのか)と思っていたが、本書を読んで”なるほどそういうこともあるのか”と思った。非行少年が描いた「三等分したケーキの図」には驚いたが、さらに「Rey複雑図形の模写」という課題(神経心理学検査の一つ)で描かれた図は衝撃的だ。非行少年に共通する特徴として「認知機能の弱さ」「感情統制の弱さ」「対人スキルの乏しさ」などがあるという。本来なら福祉によって救われるべき人たちの行き場が、刑務所になっている現実!

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