緑の庭で寝ころんで

宮下奈都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408537177
ISBN 10 : 4408537179
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
341p;19

内容詳細

ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する三人の子どもたち。その姿を作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ「緑の庭の子どもたち」(月刊情報誌「fu」連載)4年分を完全収録。ほかに、読書日記、自作解説ほか、宮下ワールドの原風景を味わえるエッセイ61編、掌編小説や音楽劇原作など、単行本初収録の創作5編も収載。著者の4年間のあゆみが詰まった宝箱。

目次 : 1章 緑の庭の子どもたち 2013‐2015/ 2章 日々のこと/ 3章 本のことなど/ 4章 自作について/ 5章 羊と鋼と本屋大賞/ 6章 緑の庭の子どもたち 2015‐2017

【著者紹介】
宮下奈都 : 1967年福井県生まれ。2004年「静かな雨」で文學界新人賞佳作に入選、デビュー。15年刊行の『羊と鋼の森』が本屋大賞2016を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    宮下奈都は、新作中心に読んでいる作家です。エッセイは初読です。著者の人となりが感じられる優しい文章、『羊と鋼の森』に匹敵するような次回作にも期待しています。首都圏へのアクセスが一番厳しい(北海道よりも沖縄よりも)福井県で作家生活を送っているのも尊敬出来ます。

  • 風眠 さん

    人間は忘れてしまう生き物だ。幸せな思い出も、辛い出来事も、忘れてしまう。こんな事があったと覚えていても、その時に交わした言葉など、思い出の細かなところは忘れてしまっている。悲しみも幸せも確かにあったその時を、思い出させてくれるもの。それは写真であったり、映像であったり、景色だったり、五感だったり。このエッセイもそう。私の思い出を連れてきてくれる。あの時、こんな話をしたな、とか、こんな風に笑って、泣いた日々もあったな、なんて。これは幸せを思い出すエッセイ。私も緑の庭で寝ころんで、遠い記憶の風に手をふろう。

  • いつでも母さん さん

    寝る前に少しずつ読んだ。宮下さんの4年間のエッセイ。羊の毛の様に暖かく大自然の様な大らかさ、大地に根を張る逞しさ。家族や関係各位とのやり取りも宮下さんの人柄なのだろうな。自然体でしなやかだ。想像の翼を広げることが小説家だろうが、宮下さんは一人の人としても万人から愛される人なのだろうと・・そんなことを思った。『羊と鋼の森』を読んだ聴覚を失った方からの『美しい音楽が聞こえてくるようでした』の手紙は宮下さんの心を幸せにした事だろう。これからも宮下さんの育む緑の庭の様子を読んでみたい。

  • ウッディ さん

    昔から思っていたことがある。主人公の気持ちに最も近いのは次のどれでしょう?作者の意図を30字以内で述べよなどの国語の文章題への疑問。正解は本当に正解なのか?宮下さんの小説やエッセイは入試問題に出るそうだ。けど、宮下さんも正解にならないこともあるとの事。少し笑ってしまった。この本は宮下奈都さんの子供についてのエッセイ。大らかさと温かさと優しさに溢れた内容で、ホッとさせられるものの、「神様たちの遊ぶ庭」に比べて、笑いは少なめで、トムラウシでの生活など、何度も同じ話が出てきて、あまり集中できなかったのが残念。

  • fwhd8325 さん

    「羊と鋼の森」が本屋大賞、キノベスと続けて受賞したときのエピソードが楽しかった。誕生する伏線やきっかけ、読者からの感想を喜んでいる様子。どれも楽しく、うれしい。そして、家族。お子様たち、特に娘さんのユニークさは、ご家族の中でもとびきりのスパイスのようです。

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