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家康 二 不惑篇

安部龍太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344033788
ISBN 10 : 4344033787
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

男は経済を制し、天下の為政者とる!!
家康の真の姿を描く、大河小説第二弾。

三方ヶ原の大敗。徳川家康は己の無力さを思い知った。しかし、家臣たちの結束を見た家康は奮起する。武田信玄の死を確信した家康。織田信長との同盟で宿敵、武田家との死闘、長篠の戦を迎える。そして、武田家との内通疑惑から妻子との悲しき訣別。そして盟友、信長との最期の刻……。本能寺の変が起こるまでの奮闘と新たな歴史史観を背景に、家康の真の姿を描く、大河小説第二弾。

【著者紹介】
安部龍太郎 : 1955年福岡県生まれ。久留米高専卒業。90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を、13年『等伯』で第148回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    安部龍太郎は、新作中心に読んでいる作家です。約2年前に読んだ第一巻に続いて、第二巻です。本巻も人間家康が描かれているので、SE●シーンも登場します。於万の方ともいたしていました(笑)信長がこんなに世界戦略を考えているとは思いませんでした。鉄砲の銃弾が高価で貴重だとしても死屍体から、取り出して集める仕事だけは、やりたくありません。第三巻が読めるのは、また2年後でしょうか?ただ本シリーズはあまり売れてなさそうなので、全五巻完結するか心配です。完結するにしても6年後だと思われます。

  • ナイスネイチャ

    図書館本。30代の家康。三方ヶ原で信玄にボロボロにされ、信長に翻弄されていく。信長の比叡山焼き討ちや一向宗弾圧などに違和感を覚えながら世界を見つめている信長に敬意を持つ様になると描いてました。ストーリーはいたって正統派ですが楽しく拝読いたしました。

  • さつき

    この巻では三方ヶ原の戦い直後から信長の富士遊覧までを描く。強大な武田がどんどん下り坂になっていく様を家康の視点から見るのは面白かった。ポルトガル、スペインの脅威を前に、何とか力でもって国内をまとめようとする信長と、その考え方を全て納得はできないまでも支持する家康。二人の人間ドラマが良い。信康事件の描き方は父子の物語として切なく、今後の家康に消えない傷を残したことがよくわかった。この後は、文庫で出ているようですが、続きが楽しみです。

  • Kau

    家康、三方原で大敗をしてから再起し、長篠の戦いで勝利、それから武田との長期戦に入る。長篠の戦いの段は、一気に読みすすめることができました。信玄が亡くなり、勝頼が攻めてくるようになり、忍耐の時が大変だったのだな〜〜と感じいった次第です。この篇では、信長が本能寺で亡くなったと簡略に説明されて終わっています。続編があるのかな?😅

  • aloha0307

    若竹のようにいきいきした家康を描いた前巻から、本巻は三方ヶ原の大敗北から本能寺の変の直前まで、まさに 苦難の道を惑わず歩き出した家康の道程を活写します(グイグイ感が横溢 安部さんの筆がとても滑らか)。家康は女性(あの お市 とも関係があったの? かも)、そして家臣(特に酒井忠次、鳥居元忠)の良き縁に恵まれていたことがよーくわかります。

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