日本の知らない風力発電の実力 風力発電をめぐる『誤解』と『神話』を解きほぐす

安田陽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784274069505
ISBN 10 : 4274069508
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
203p;19

内容詳細

風力発電は、役に立たない?効率が悪い?電気代が上がる?日本に向かない?環境を破壊する?風まかせ?予測できない?蓄電池が必要?大停電を引き起こす?連系線が少ないから入らない?―数ある疑問に答える。

目次 : 第1章 日本人が知らない世界の風力発電(躍進する世界、周回遅れの日本/ 日本は本当に環境先進国? ほか)/ 第2章 風力発電にまつわる誤解と神話(風力発電は役に立たない?/ 風力発電は効率が悪くエネルギーの無駄づかい? ほか)/ 第3章 系統連系にまつわる誤解と神話(風力発電は風まかせ?/ 風力発電は不安定? ほか)/ 第4章 誤解や神話を超えて(諸外国はどのように風力発電を進めてきたか?/ 導入目標はダイナミックに進化する ほか)

【著者紹介】
安田陽 : 1967年東京生まれ。関西大学システム理工学部准教授。1994年3月、横浜国立大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。日本風力エネルギー学会理事。IEA Wind Task25(風力発電大量導入時の系統運用)、IEC/TC88/MT24(風力発電の電力品質)、MT27(風力発電の耐雷設計)等の各種国際委員会メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすなろ さん

    今から5年前の本と些か古いが、急速に風力発電の知識を要した為にAmazonで一気買いしたうちの一冊。内容は、どちらかというと風力発電に関すること半分やり少なめて、その他太陽光・風力発電が所謂変動電源であることからの系統連系の課題とデマンドの問題が書かれている。結論としては、電力系統許容量即ち巨大なプールなので問題ない筈というそこかというような結論ではあるが、ま、そうなんだろう。再生可能エネルギー等を取り巻く電力系統につき考えるきっかけとはなる本。ただ、個人的にもう少し風力発電に関する知識を専門書的に得たい

  • Nobu A さん

    森川潤著書「グリーン・ジャイアント」に続き読了。安田陽著書初読。13年刊行。近年注目を浴びる風力発電に関する実情を国際比較しながら説明。サブタイトルに「『誤解』と『神話』を解きほぐす」とあるように、日本の意識の低さが際立ち、筆者の研究者として矜恃が伝わってくる。ある意味、悲しいばかりに。21年刊行の前著では日本は後進国。電力の市場開放が進み、開発が刺激されないと日本は脱炭素に本腰を入れないのかも。あとがきにある「鋭い批判や指摘のおかげで本書の贅肉を落とし、論理性もシェイプアップできた」の表現が独特。

  • 石光 真 さん

    ドイツの風力が増えすぎがいけないとすると、それは変動電源だから系統安定性を害する、とは言えないとことを納得した。系統安定性は輸出しようがバックアップしようが保たれればいいわけで。怒っていた日本の系統連系の年配の専門家は古い考えなのかもしれない。あとは経済学の問題だな。

  • 嘴 さん

    一般的に言われる「風力発電はココがダメだろ」という疑問に対する欧州の取り組みを元にした解説本。実際の研究の第一人者な上に統計データが豊富なので説得力も高い。ベース電源にはならなくとも風力のポテンシャルはかなり高そう、と考えを改めるきっかけになった。良い本だった。

  • ミッキーの父ちゃん さん

    基礎知識として、色々と参考ななりました。

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人物・団体紹介

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安田陽

京都大学大学院経済学研究科再生可能エネルギー経済学講座特任教授。1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(現システム理工学部)助手。専任講師、准教授を経て2016年9月より京都大学大学院経済学研究科再生可能エネル

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