見えないものを探す旅 旅と能と古典

安田登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750516943
ISBN 10 : 4750516945
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
181p;18

内容詳細

単なる偶然、でも、それは意味ある偶然かもしれない。世界各地へ出かけ、また漱石『夢十夜』や三島『豊饒の海』、芭蕉など文学の世界を逍遥し、死者と生者が交わる地平、場所に隠された意味を探し求める。能楽師・安田登が時空を超える精神の旅へといざなう。

目次 : 旅(敦盛と義経/ 奄美 ほか)/ 夢と鬼神―夏目漱石と三島由紀夫(『夢十夜』/ 待ちゐたり ほか)/ 神々の非在―古事記と松尾芭蕉(笑う神々―能『絵馬』と『古事記』/ 謡に似たる旅寝 ほか)/ 能の中の中国(西暦二千年の大掃除/ 時を掴む ほか)/ 日常の向こう側(心のあばら屋が見えてくる/ レレレのおじさんが消えた日 ほか)

【著者紹介】
安田登 : 下掛宝生流能楽師。1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。現在、関西大学特任教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumi✽.。.:* さん

    能楽も安田登さんも存じ上げずに読んだのは、もったいなくて、そして、能を知らないままに芭蕉や泉鏡花や漱石を読んだり、日常世界をみるのは、何とももったいないことなのだろうと思う。でも、知らなくても、この本は断然におもしろかった。日本人は、目で見えないものを見る力があると言うのはおもしろいし、取り分け読書をする人は、断然、見えないものを見て楽しんでいると思う。見えないものには、命や神さまや宇宙や森羅万象が、宿っているのだろう。

  • 翡翠 さん

    見えないけれどあるもの「非在」の話は引きこまれた。知識がないと見えないものがあることには、もうこれは仕方がないと思ってしまう。能に関したことだけてはなく、他の分野でも当てはまること。今見えていること、見えないけれどあること、知ることで見えるようになること。世界は何層にもなっていて人によって見え方が違う。面白い。

  • かりんとー さん

    (戸田書店)能を知らない人にはちょっと難しいかもしれない。 翁のチベット起源説、非在の話が面白かった。

  • イワハシ さん

    能と旅を繋ぐエッセイあれこれ(旅雑誌に掲載されたもの)。プロの芸能者とは、移動するものなのだなあ。

  • ganesha さん

    旅好きの能楽師によるエッセイ。DENに連載された10年分の文章を旅、夏目漱石と三島由紀夫、古典文学、漢文、日常に関するものに分けて収録されている。リトアニアでは般若は男に見えること、台湾の学生にもたらした能の影響、「箒」「あはひ」の考察など興味深く読了。いつかまた読み直したい。

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人物・団体紹介

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安田登

1956年千葉県銚子市生まれ。ワキ方の能楽師として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、さまざまな活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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