もっとさいはての中国 小学館新書

安田峰俊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098253555
ISBN 10 : 4098253550
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;18

内容詳細

中国本土14億人。世界の華人6000万人。中国人観光客1.5億人。分け入っても分け入っても、中国人はそこにいる。では彼らは、その地に何をもたらしたか。ケニアに敷設された“中華鉄道”からサバンナを見学し、カナダでは秘密結社チャイニーズ・フリーメイソンを直撃!ニューヨークでは国際指名手配実業家へのインタビューに成功する。大反響の『さいはての中国』に続くシリーズ第2弾。ようこそ、「異形の中国」ワールドツアーへ。

目次 : 序章 濃厚な「中華コミュニティ」の入り口へ―千葉県山武市/ 第1章 アフリカのど真ん中に出現した「小中国」―ルワンダ・キガリ/ 第2章 “中華鉄道”で味わうサバンナ紀行―ケニア・ナイロビ/ 第3章 秘密結社チャイニーズ・フリーメイソンを直撃!―カナダ・バンクーバー/ 第4章 中国農村版マッドマックス―広東省掲陽市郊外/ 第5章 オタク少年、中国一の恐竜博士になる―北京/ 第6章 民主活動家のアジア潜行2000日―タイ・バンコク/ 第7章 国際指名手配・郭文貴、かく語りき―アメリカ・ニューヨーク

【著者紹介】
安田峰俊 : 1982年、滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。立命館大学文学部卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程修了(専攻は中国近現代史)。著書『八九六四「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)で城山三郎賞、大宅賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雲をみるひと さん

    中国人、中国系の近況のルポ。各章が独立した章立て構成となっている。シリーズ2作目だが、今回は現象より人物にフォーカスされた章が多い。だからか、各章にストーリーがあり読みやすい。

  • 羊山羊 さん

    著者の好奇心と問題意識が炸裂する1冊。アフリカと中国の親和性は地味に凄く大事だし、郭文貴の章の微妙に孕む緊張感にゾクゾクさせられる。全体的に朗らかでリーダビリティに富みながらもひっそり挿し込む問題意識にハッとさせられる。その結晶が、前書きで書く「さいはて」のフロンティアと、後書きの「さいはて」の地への呟きなのである。この2つの「さいはて」に、無邪気な好奇心と言い知れぬ重さの全く違う2つの意味がジワリと浮かぶのだ。大満足。

  • Hatann さん

    前作「さいはての中国」の続編にあたる。著者は常に辺境からネタを拾ってくる。この「もっとさいはての…」ではアフリカ、アジア、北米といった国境線の外にある辺境について多くを語り、更には恐竜という学問領域の辺境にも入り込んだ。古来中国に住んでいた人達は大陸でもはや食えないと分かると山海を越えて華僑の礎となった。国内のイノベーション速度も加速している。遺伝子レベルで定住に拘らない中国の民は様々な次元で国内外に辺境を創出する。近代国家枠組の軛を越えた中国のダイナミックな辺境のもっともっとさいはての中国に期待したい。

  • 渡邊利道 さん

    もっとさいはての中国読了。世界各地の中国ネタを取材してまとめたルポタージュ。ルワンダ、ケニアは、カナダ、ときて田舎の村同士の戦いや国外逃亡した民主派や政商YouTuberなどが登場。ミャンマーの話題がけっこう出てきてタイムリーでもあり大変面白かった。

  • kashimacchi さん

    アフリカの中の中国、少し前の華南の械闘の話等興味深かった。中国、中国人の影響力凄いと思った1冊。

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