見上げた空の色 ウエザ・リポート

宇江佐真理

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163762500
ISBN 10 : 4163762507
フォーマット
出版社
発行年月
2013年04月
日本
追加情報
:
263p;18

内容詳細

「髪結い伊三次捕物余話」シリーズで人気の時代小説作家が創作の秘密、日々の暮らしを朗らかに綴りました。

目次 : 第1章 まだ書いている/ 第2章 住めば都/ 第3章 人生、用事/ 第4章 見上げた空の色/ 第5章 今帰仁村の雷桜/ 第6章 わが心の師匠

【著者紹介】
宇江佐真理 : 昭和24年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学を卒業。平成7年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、受賞作を含む連作集『幻の声―髪結い伊三次捕物余話』で一躍注目を集める。平成12年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞を、翌13年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ さん

    多分著者のエッセイは初めてですが、文庫後書きのファンだったので、楽しく読めました。どこまでも市井の一主婦目線を失わないのは流石です。「雷桜」のお遊が蒼井優というのは、私も違和感をもったので、著者が「フラガール」を観て才能に感嘆された話、ロケ地での様子等を読んで、映画を観たくなりました。また大好きな高村薫さんの話では、ご家族4人もの介護を経験された壮絶な体験から重厚な小説が生まれたと知り、益々ファンになりました。それをエッセイの題材に選んでくださった著者にも感謝です。

  • baba さん

    宇江佐さんファンを自称していましたが、エッセイは初めて。毎日の食事の準備、洗濯、掃除をこなして、日々の暮らしを大事にしていた事が伝わり、改めて市井の暮らしぶりが活き活きしている様が浮かぶ。人柄を忍び一文一文心して読む。

  • いつでも母さん さん

    大好きな宇江佐さんのエッセイ。久しぶりに再読。やはり、この作家の文章も表現も好きだ〜!妹さんの事とお母様のくだりは何度読んでも泣けるし、私の母と重なって苦しくなる・・ご本人も仰る通り『○木賞』なんてことは私には『それが何か?・・』に位置づけで有り、宇江佐さんが執筆活動を続ける限り、市井の人びとを宇江佐さんの文体で書き続けて欲しいと思うばかりです。なので、お心身(からだ)労って下さいと願ってます。私も大好きな街・函館。五稜郭の桜もそろそろでしょうか・・

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    ウェザリポート続編。今回はやや堅めのエッセイだと思う。アラ還となって、今迄主婦業と作家生活をがむしゃらにやってきたが、今後はどうやって生きていくかという考え方が滲み出ている。今後も作品を書き続ける覚悟はあるがやはり年を経てオファーを断るようになったようだ。(作品数が少なくなる)今作のエッセイ群を通して、宇江佐さんの「開き直り」(今までの生き方で良かったんだ。これからもそれで行く)が感じられた。

  • なにょう さん

    ホントにどこにでもいそうな主婦。でも書き続けた。直木賞の候補になること六たび。落選。でも書き続けた。この本が出て2年後お亡くなりになられた。この本の中で5年後、10年後の抱負を語る。まさか5年後、自分がこの世から消えるとは思わなかっただろう。でも書き続けたから、宇江佐さんにとっては昨日のことが、私たちにとっては今日のことなのだ。★この前、テレビで函館街歩きの番組を見た。開放的な街に見えた。いっぺん行ってみたい。

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人物・団体紹介

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宇江佐真理

1949年北海道函館市生まれ。95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。99年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞を受賞。2001年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。2015年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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