邪魔 下 講談社文庫

奥田英朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062739689
ISBN 10 : 4062739682
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
追加情報
:
15cm,390p

内容詳細

九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として、所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚・花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長・及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』(講談社文庫)でデビュー。第2作目の『最悪』が話題となりロングセラーに。『邪魔』で第4回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 どんどん深みにはまっていく感じが生々し...

投稿日:2013/05/01 (水)

 どんどん深みにはまっていく感じが生々しく描かれている。

fumi さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    えっ、こんなところで終わるのか、というのがまず最初に受ける衝撃。そして、一呼吸置くと、小説の終わり方としては実に上手いなと深く納得。もっとも「伏線の回収」などと言う人には許せない作品だろう。あれはどうなったのだ。この問題も未解決じゃないが…と。恭子と九野が抱える孤独の深さを、それぞれの日常の中で鮮やかに描き出して行く。恭子が一人で車を運転するシーンの不安定さは、まさに彼女の人生そのものだ。物語の終幕後の闇も深い。それは恭子にとっても九野にとってもそうだ。第1級のエンターテイメント小説だった。

  • Atsushi さん

    下巻は怒涛の展開、ページをめくる手が止まらない。平凡な主婦及川恭子の転落ぶりが坂道を転げ落ちる自転車のようですごい。ありふれた日常のささやかな幸せは、心もとないもので些細なことからガラガラと崩れてしまうものだと思った。ラストの井上刑事と不良少年との会話にちょっと救われた。

  • まひはる さん

    普通の日常が崩れていくのなんてふとしたキッカケなんだなと思うと、こわい。

  • ehirano1 さん

    著者は”追い込まれたヒト”の描き方がうまいなぁと思います。人各々に特有の”邪魔”があって、本書はそれを各々のシーンに合わせて見事に表現しており、なるほどなぁと呻らされました。群像達は”邪魔”を排除することに固執するあまり軈ては破滅します。しかし破滅の後には〇〇が残り、というより寧ろ〇〇が姿を現し、そして群像達は人生を再開します。因みに、九野や恭子の続編があれば読んでみたいです。

  • kishikan さん

    奥田の第2作、インザプール、空中ブランコから読み始めた僕にとっては、最悪とこの邪魔はいささかシリアス過ぎて、読むのにつらさも覚えてしまう。これでもかこれでもかと、繰り返される不安の表現は、フィクションとはいうものの、犯罪発生の確率からみると、こういうものなのかもしれないと、思わず思ってしまう。とはいうものの、Dr.伊良部のエンタテイメントも面白いが、あわせて、このシリアスな<2文字>シリーズも魔力のような奥田らしい文体に魅せられてしまいます。だから読むのをやめられない。

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人物・団体紹介

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奥田英朗

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。第2作『最悪』がベストセラーとなる。続く『邪魔』が大藪春彦賞を受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を

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