沈黙の町で

奥田英朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022510556
ISBN 10 : 4022510552
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
512p;20

内容詳細

中学2年の男子生徒が部室棟の屋上から転落し死亡した。事故? 自殺? それとも他殺なのか……? やがて生徒がいじめを受けていたことが明らかになり、小さな町に波紋がひろがり始める。朝日新聞朝刊連載時から大反響の問題作、ついに単行本化。


【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て、1997年に『ウランバーナの森』でデビュー、作家活動に入る。2002年に『邪魔』で大藪春彦賞、04年に『空中ブランコ』で直木賞、07年に『家日和』で柴田錬三郎賞、09年に『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 生々しい作品。  色んな視点から書か...

投稿日:2013/08/02 (金)

 生々しい作品。  色んな視点から書かれているのも興味深い (さすがに全登場人物の視点で書くのは無理であるが)  「結末を望む」というよりも「考えさせられる」作品という感じでもあり、色んな意見があって当然という感じなので、「決め付けて終わる」ような作品ではない感じがいいのかもしれない。  

fumi さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • kishikan さん

    奥田さんらしくないけど、でも奥田さんらしい小説だった。いじめとこどもの死という事件を扱った小説は他にもあるけど、「沈黙の町で」はいじめ事件だけを主題にしたものじゃない。親子問題や親の心情、先生のあり方、友人関係、多感な中学生の揺れる感情、マスコミ、警察、検察、弁護士、などなど、ありとあらゆる現代社会の問題を取り上げている。それも問題を投げかけてはいるけど、決してどんな解決をすべき、とは言わない。これが新聞連載だってことこそ奥田さんのすごさだ。この小説を読み、読者は何を感じどう行動するのか。それがテーマだ!

  • 風眠 さん

    死んでしまった子だけが、何だか蚊帳の外。みんな自分が可愛くて、みんな怖がってる。自殺か事故か、いじめられていた中2男子の死体が校内で発見されたことをきっかけに、少年とかかわりのあった人たちの嫌な部分が、これでもかと現れては、さらに上書きされていく。集団心理は、そうとは気づかないうちに人間を残酷な生き物に変えてしまう。いじめと言う名の暴力をふるう生徒、甥の死をたてに損得勘定しかない叔父、学校に責任転嫁する加害生徒の親たち、みんな誰かのせいにしている。連鎖するいじめ、読み終わっても何が正しいのかが分からない。

  • ダイ さん

    中学生の死がいじめによるモノなのかどうか?という薬丸さんが書きそうなテーマ。読み進めていくとドンドン死んだ子の心象が変わっていき、終わりはいつもの感じです。

  • まひはる さん

    作者は何を言いたかったのだろう。どこに話を落とす訳でも無く、投げられた石が作る波紋を丁寧に描く、ただそれだけだ。ただそれでも、何かを期待し最後まで読ませる技量はスゴイ。

  • 17 さん

    一人の中学生の死。いじめた者、親、遺族、学校、警察、記者など様々な視点から語られる物語に引き込まれました。物語は何の解決もなく終わりますが、実際にはこれからもずっと同じ狭い町で生きていかなければならないという現実が重くのしかかります。命の重さを説きながら、いじめられる側にも…とつい思ってしまう矛盾。重いです。

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奥田英朗

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。第2作『最悪』がベストセラーとなる。続く『邪魔』が大藪春彦賞を受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を

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