向田理髪店 光文社文庫

奥田英朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334777630
ISBN 10 : 4334777635
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
295p;16

内容詳細

かつては炭鉱で栄えたが、すっかり寂れ、高齢化ばかりが進む北海道苫沢町。理髪店を営む向田康彦は、札幌で働く息子の「会社を辞めて店を継ぐ」という言葉に戸惑うが…。(表題作)異国からやってきた花嫁に町民たちは興味津々だが、新郎はお披露目をしたがらなくて―。(「中国からの花嫁」)過疎の町のさまざまな騒動と人間模様を、温かくユーモラスに描く連作集。

【著者紹介】
奥田英朗 : 1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、’97年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で第4回大藪春彦賞を受賞。’04年『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞。’07年『家日和』で第20回柴田錬三郎賞を受賞。’09年『オリンピックの身代金』で第43回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 相田うえお さん

    ★★★★☆19005 初っ端から引き込まれました。この作品、お見事です。北海道の中央に位置する苫沢という町が舞台。炭鉱町として栄えたものの閉山による衰退で財政破綻し、人口流出が止まらないという設定の町。過疎化問題,高齢化問題,嫁不足問題、その他に、訳あり帰郷,ロケ地誘致,誰もが顔見知りという地域性、などと、過疎化地域で考えられるテーマのオンパレードです。決して明るいとは言えない話が多いだけに『面白かった〜』という言葉は適してない様な感じでもありますので『興味深く読む事が出来ました〜』と結んでおきます。

  • TAKANORI さん

    向田康彦はなぜか光石研さんをイメージして読みました。過疎の町に起こる出来事が町全体で大騒ぎになる。そこまでしなくても、そこまで考えなくてもと思うほどことが段々大きくなる。それほど日常に退屈してるんだろう。田舎のいいところと悪いところがすごく描かれてて納得する部分はあった。人もおおらかだけど警察もおおらかで町全体が家族のようで、でも住みやすいかといえば否かな。主人公がオヤジなのもいいな。深刻な問題だけど優しさと元気が溢れていた。

  • Atsushi さん

    北海道の過疎の街を舞台にした連作短編集。どれも心温まる物語だが、少子高齢化や都市への一極集中化などこの国が抱える問題が程よいスパイスとして効いている。年老いた両親を故郷に残し東京で生きる自分と「祭りのあと」の武司が重なった。

  • Kazuko Ohta さん

    最近、この手の本を読むと、自分が奥田英朗を読んでいるのか荻原浩を読んでいるのかわからなくなります。これは私のせいなのか、みんな歳取って似通ってきたせいなのか。なんにせよ、私はこういうのが好きなのでしょう。田舎の居心地良いとこ悪いとこさまざま。色っぽい四十路女が開業したスナックにおっさん共が通うくだりには「男って」。しかしそれに嫉妬するおばはん共には「女って」。村起こしに燃える若い衆を見て、親たちは「馬鹿が張り切ると始末に負えん」と笑うけれど、それでも夢を見させてくれるほうがいい。こぢんまりとした奥田さん。

  • ふう さん

    地方にある小さな町。のどか、というよりは、高齢化過疎化が進んで寂しい町が舞台です。こんな町、何にもないと思われそうだけど、どっこい人が生活している限り、中(?)なり小なりさまざまなことがあるんですよね。心がざわついたり悩んだり辛くなったり…。そんな町で暮らす人々の、縺れて絡んだつながりが、切なく温かく描かれていて、ホッとできる物語でした。親の世代も子どもの世代も、町を思う気持ちはいっしょ。そんな気持ちを穏やかにさりげなくまとめている理髪店の店長さんみたいな人、わたしの故郷にもいるような気がします。

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奥田英朗

1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。第2作『最悪』がベストセラーとなる。続く『邪魔』が大藪春彦賞を受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を

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