お伽草紙

太宰治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101006079
ISBN 10 : 4101006075
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
16cm,410p

商品説明

ムカシ ムカシノオ話ヨ。瘤取りじいさん、浦島太郎、カチカチ山。
太宰があの名作を徹底解剖、大人を唸らす残酷民話集。


困難な戦争期にあって、深く芸術世界に沈潜することで時代への抵抗の姿勢を堅持し、日本文学の伝統を支えぬいた太宰中期の作品から、古典や民話に取材したものを収める。“カチカチ山”など誰もが知っている昔話のユーモラスな口調を生かしながら、人間宿命の深淵をかいま見させた「お伽草紙」、西鶴に題材を借り、現世に生きる人間の裸の姿を鋭くとらえた「新釈ゥ国噺」ほか3編。

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読書メーターレビュー

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  • ちなぽむ さん

    教科書で読んだりしたことを除くと初めましての太宰さん。『人間失格』のタイトルのインパクトが強すぎてなんとなく暗い作風のイメージだったけど、なんともあったかい風刺に満ちた作品たち。 清貧譚とお伽草子のカチカチ山が好き。新訳諸国噺は武士道的考えに感情移入しづらいお話もちらほらあったけど、民俗学的に楽しく読めた。お伽草子はこんな切り口のものとは知らなかったので衝撃!もっと他の作品も読みたい。 幼い頃からカチカチ山の狸が可哀想と思ってたけど、兎と一緒に生理的に受け付けないわーって思っちゃった。女って残酷…。

  • 優希 さん

    オリジナルではなく、オマージュというのが異色かと思います。西鶴や日本昔話を解剖し、脚色した物語が面白い。明るく小気味良いテンポで読みやすいです。それでいながら卑屈さなどが見え隠れするのは太宰らしいところでした。笑える作品且つブラックな色も見えて楽しい作品でした。

  • ゴンゾウ さん

    中国や日本にある古典や民話、はたまた江戸時代の人気作家西鶴を題材に太宰治ならではの解釈で新たに作られた物語の作品集。不自由な戦争下の中でその時代に生きる人間の人生観や芸術観などをユーモラスにかつ皮肉を交えながら表現している。とにかく心理描写が面白い!!つくづく太宰治は天才だったと思ってしまう。個人的には「清貧譚」が好きです。菊づくり(芸術)は誰のためにするのか?生きるために作品を書き続けなければならなかった彼の葛藤がよく表れている。

  • 酔拳 さん

     太宰の安定期の作品です★ とげとげした作品とは違い、安心して読める感じです★ 古典から題材をとり、太宰的に解釈を加えているところが、実におもしろく読めます。昔話も太宰が書くとこうなるのかと、感心しました。 特に、竹青が心に残りました★

  • nakanaka さん

    「新釈ゥ国噺」はどれも面白かったです。まるで落語を楽しんでいる感覚でした。太宰治が「世界で一番偉い作家」といってしまうほどの人物・井原西鶴について興味が湧きました。また、四つの昔話をアレンジした「お伽草子」も太宰特有の文体や表現が溢れていて楽しめました。昔話からここまでの自論を展開できるその才能に驚きます。「桃太郎」も作ってほしかったなぁ。ファンタジー作品の「竹青」も良かったです。太宰治の真骨頂は元々ある作品を自分なりに解釈してオリジナルを超える作品をつくってしまう点なのだと改めて感じました。

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太宰治

太宰 治(だざい おさむ) 1909年(明治42年)6月19日 - 1948年(昭和23年)6月13日

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