ゴヤ「戦争と平和」 とんぼの本

大保二郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106022708
ISBN 10 : 4106022702
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
142p;22

内容詳細

200年前の“戦争画家”ゴヤの絵と言葉がテロリズムの21世紀を撃つ―直筆書簡でたどる画家の一生も。最新の画家像に迫る決定版!

目次 : 1 ゴヤが見た戦争(ナポレオンとの戦い―蜂起/ ゲリラたち/ 暴力のすがた―版画集『戦争の惨禍』より/ 戦後の憂鬱/ 魂のゆくえ―黒い絵)/ 2 手紙でたどる成り上がり一代記(パコ、都へ行く 1746〜79/ 義兄と義弟、故郷で大喧嘩 1780〜82/ 武器は肖像画 上流社会の扉を開け 1783〜88/ 宮廷家画は無音の世界へ 1789〜93/ 画壇の頂点を極める 1794〜1800 ほか)

【著者紹介】
大高保二郎 : 美術史家。スペイン美術史専攻。早稲田大学名誉教授。1945年、香川県生れ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。73〜76年、マドリード大学哲・文学大学院へ留学。跡見学園女子大学、上智大学外国語学部、早稲田大学文学学術院教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • allite510@Lamb & Wool さん

    下積み時代を経て首席宮廷画家へ。そしてスペイン独立戦争と民主主義革命、異端審問を経て郊外に隠棲、陰鬱な「黒い絵」連作を描く晩年と、あまりにドラマチックすぎる生涯を、多数の図版とともにコンパクトにまとめた一冊。王侯貴族の穏やかな表情から、「サンイシードロへの巡礼」や「わが子を喰らうサテュルヌス」などの恐ろしい顔への変化とギャップがやはり興味深い。その変化の起点がやはり「戦争」なのだろう。しかし、やはり安易な言語化を許さない恐怖とおぞましさが描かれた「黒い絵」に、圧倒的な力がある。

  • まると さん

    絵画には疎く、鑑賞する目も貧弱ながら、ゴヤの「1808年5月3日の銃殺刑」だけは気になって仕方がなかった。両手を広げた白いシャツの男性の手のひらに、釘の痕(聖痕)が刻まれていることなど、作品に込められた深いメッセージ性を知ることができてとてもためになった。ゴヤは戦争の狂気を描いたけど、いわゆる反戦画家ではなかったのですね。宮廷画家として立身出世して無邪気に喜ぶなど、俗物っぽさも備えた人となりを知って一層興味を抱いた。いつかプラド美術館で原画を見てみたい。その前に堀田善衛さんの「ゴヤ」も読んでおかなければ。

  • 春ドーナツ さん

    先日「オルセー美術館」に関する本を読んで、初めて「ナビ派」の存在を知った体たらくな私なので、みなさんはすでにご存じかも知れませんが、本書には「あっ」と驚く衝撃の事実が報告されています。喫茶店でストローの中のコーヒーが逆流しました。

  • P-man さん

    写真でまるまる公開してくれている一部の手紙、サパテールとのやりとりは微笑ましく、ユーモラスないたずら書きにはゴヤの茶目っ気がよく出ている。大名著にしてゴヤ本の白眉、堀田善衛『ゴヤ』のエッセイに6ページも割いてくれている(というか、著者の大先生堀田善衛と交流なさってたのね)し、例の『巨人』問題にも自省的にまっすぐぶつかっている。知らなかった肖像画も見れて大満足の一冊だった。それにしても、『バルコニーのマハたち』がゴヤ作じゃないとは……。

  • がんぞ さん

    「肖像画は絵画でもっとも困難なジャンルで、被写体の身分のみならず来歴・人格さえも写さねばならぬ」しかも気に入られるように。ホセ1世(ナポレオン兄)の肖像も「数点描いたが現存していない」惜しい。それより惜しいのは「スペイン独立戦争(“ゲリラ”の語源となった)」で主権を回復した王家が反動政治を行い、起こった自由主義革命がフランス(ルイ18世)干渉軍に崩壊させられたこと。『黒い絵』連作はそのころ制作された。『5月3日・銃殺刑』の絵はそれを踏まえると一層悲劇的。両手を広げる男はキリスト類似とピカソは指摘、母子像も

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