決戦前のランニングノート 大迫傑が考案したランニングノート付

大迫傑

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163914060
ISBN 10 : 4163914064
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
追加情報
:
144p;22

内容詳細

日本マラソン界を引っ張る大迫傑が、オリンピックに向け、家族と離れてケニアで追い込む日々を日誌に綴る。大迫考案ノート付き。

東京オリンピックに向けて、大迫傑は日誌を付け始めた。

1月にケニアに行き、当初はオリンピック直前まで標高2400mのイテンで合宿をする予定だった。
それが、ケニアのロックダウンにより、アメリカに帰国を余儀なくされる。
東京オリンピックまでの5カ月間、ノートには揺れる思いが綴られた。
ケニアに行ったのは、様々なノイズから逃れるためだったのに、それがうまくいかない、SNSのストレス、競技以外の悩み……、日誌にはそれらの感情が赤裸々に書き留められている。

本書は、その日誌そのものである。
この日誌がなぜ読み始めたら止まらないほど面白いのか――。作者が陸上選手だからか? オリンピアンだからか? いや、大迫傑だからだ。

この本を読み進めるうちに、大迫傑というカリスマを身近に感じられる一方、尊敬の念は高まる。

稀代のアスリートが一世一代の戦いの前に残した記録として、後世に語り継がれる書になることも間違いない。

8月8日の「決戦」の前に必読の書。
でも、誰にでも「決戦」は訪れるはず。いつ読んでも、自分を勇気づけてくれる1冊である。

大迫傑考案のランニングノートが付属でついている。著者が佐久長聖高校時代につけていた練習日誌に着想を得て作られたオリジナルノートである。

【目次】

プロローグ
僕が日誌をつける理由。   

両角速先生よりメッセージ 

佐久長聖高校3年生の時の日誌  

日誌 イテン 2021/2/9〜3/8 
  
 僕がケニアに来た理由。  
 SNSとの付き合い方。  
 失敗や負けたレースから学ぶこと。 
 次世代へと受け継いでいくもの。 

日誌 イテン 2021/3/9〜3/31  

日誌 ポートランド 2021/4/1〜4/19 

 僕にとってポートランドとは。 
 低酸素トレーニングについて。     

日誌 フラッグスタッフ 2021/4/20〜5/18  

 娘から学んだこと。 

日誌 ポートランド&フラッグスタッフ 2021/5/19〜6/8

 ウエイトトレーニングについて。
 揺れながら前に進む。
 僕にとっての東京オリンピック。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっしー@challenge さん

    大会で光輝くアスリート達。マラソンとなると頻繁にレースがある訳でもないので一日一日の地道な努力、メンテナンスが大切なんだろう。 思考の整理や言葉磨き、ノイズから心を静めるのに日誌は有効。最初のステップは1日のスケジュール、小さな勝ちと小さな負け。アスリート本ならではのトレーニング手法(高地トレーニングこそのウェイトトレーニングなど)学びあり。 ■強くなりたいからこそ迷う。選んだ道が正しいなんてあり得ないからブレても失敗しても受け入れる。大切なのは何が起こっても「強くなりたい」と自分の芯の気持ちに戻ること。

  • あつ子🌼 さん

    スポーツエッセイが昔から大好きだ(私自身は運動音痴で下手の横好き)。 本書を読むと大迫選手の様々な屈託が垣間見え、ああ、東京五輪前にはこんなことを考えて走っていたのだなと追体験できます。 残念ながら五輪ではメダルに届かなかったものの、堂々の6位入賞!アスリートの努力はいつも凡愚な私の頬を張り倒す。怠惰な私に反省を促す。だから走る人、闘う人が私は好きなのだな。

  • ちび太 さん

    オリンピックを最後に引退すると発表があったので急いで読んだ。アーティストの手記を読んでいるような感覚になった。優れた作品は、作者や作品の背景といった作品そのものを離れたところに関心が向かう。作品が素晴らしい故に受け手は感化され、大迫選手のいうところの受け手の「自慰」がはじまるというジレンマ。オリンピックの走りがどんな走りになるか楽しみだ。

  • Rico さん

    NHKのプロフェッショナルを見て予約購入。良かった。また、読んだ時期が良かった。もともとは、名前通り、ランニングのトレーニング日誌の本なので、ランニングのモーチベーションアップのために購入したのだけれど、それ以上にプロフェッショナルで取り上げられていた大迫選手のケニア、オレゴンでのトレーニングの内容、時として正直すぎるような(日誌なので)気持ちの吐露、彼のランニング(自分のランニングはもちろん後世や競技自体も含めて)の思い、今のオリンピックにまつわるあれこれなど、タイムリー。8日のレースが本当に楽しみだ。

  • Naoki59940634 さん

    今日大迫選手の走りを見た。すごく良かった!インタビューも伝わるものがあった。彼がどういう思いで練習してきて、どんな練習をしてきたかがわかる本。ランニングに限らず、日誌をつけるのは良いなと思う。走る以外のこと、生き方やマインドセットも垣間見えてくる。字の汚さとかで心の状態もわかるし。

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人物・団体紹介

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大迫傑

陸上長距離種目選手。1991年、東京都町田市出身。町田市立金井中学校時代に陸上を本格的に始め、3年生のとき、3000mで東京都中学校最高記録を出した。佐久長聖高校に進み、2年生のときの全国高校駅伝ではアンカーとして区間賞を獲得する活躍で、優勝に貢献した。早稲田大学時代には、4度箱根駅伝に出場し、20

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