私の暮らしかた

大貫妙子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104123025
ISBN 10 : 4104123021
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;20

内容詳細

目次 : 田植えとおしくらまんじゅう/ 十八年目のただいま/ 守宮といつまでも/ 暗闇のなかの対話/ ナマケモノを見に行く/ 歌う私、歌わない時間/ 地球は誰のものでもない/ 二十年ぶりの買い物/ 楽しいこと嬉しいこと/ 空蝉の夏〔ほか〕

【著者紹介】
大貫妙子 : 1973年、山下達郎らとシュガー・ベイブを結成。76年解散、ソロ活動開始。凛とした楽曲、澄みわたる歌声で、多くの人を魅了する。葉山と札幌に居を構えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • jam さん

    記憶に残る祖母は臥せっている姿だ。病床から空を見て「鳥になりてえ」と呟いたことが忘れられない。北海道から信州に嫁ぎ、ついぞ故郷に帰れなかったと聞く。さようならの章では還暦近い著者が、母を亡くし初めて大人になったと書き、母の不在に唐突として涙が溢れるという、母を恋う幼子のような心細さを表す。全章を通し、自身の生活を全うする姿にのびやかな歌声が重なり清々しい。そして私はこうした随筆を読むたびに、故郷に焦がれ空を見上げるしかなかった祖母の人生を思い、人が皆、様々なことを抱え生きていることを愛おしく思うのだ。

  • おくちゃん🌸柳緑花紅 さん

    あっという間に読み終えた。年齢が近いので、すんなり心に入ってくる。ただ、全く違うのは、自信と覚悟。まだまだたくさん足りない自分を知る!!買ったものの使わなかったあれこれ、でも無駄だったとは思わない、それらの全てがそのときの私なのだ。納得!!おかあさん、さようならの章では、母を亡くした時の事を思いだし、涙が…東京生まれの大貫さんが、葉山と札幌に家を持っているのにも、札幌民として、嬉しい。洗い物をしたあと、ハンドクリームをつけながら、しみじみ母の手に似てきたなぁと私も思う

  • むぎじる さん

    大貫さんの後姿が印刷された装丁に魅かれて読んだ本。音楽家ならではの耳の良さもさることながら、環境問題に取り組んでいらっしゃることも、新しい発見になった。東京を離れることを決め、葉山で暮らしたご両親との日々や、そこで知り合った人々や猫たちとの関係、そして音楽を通じてつちかった人間関係など、大貫さんのさまざまな日々の暮らしかたは、何とも読み応えがあった。過去の買い物に失望するでなく、「その時の気持ちがカタチになった」という前向きにな考えにも脱帽。気持ちが清々するような読後感。

  • はこ さん

    大貫妙子さん。透明感のある声、大好きなかたで、その暮らしぶりも静かで穏やかで、と想像しながら読みはじめました。けれど、ご自分の身の回りのことから、自然エネルギーのこと、原発、平和、一本筋の通った熱い気持ちが伝わって、本当に読みごたえのあるエッセイでした。お父様の戦争体験、ご両親のこと、エッセイを読んで涙するのも、久しぶりでした。

  • Kei さん

    音は人なり。寝て、食べて、働いて、遊び、歳を重ねていくという当たり前の一生。 でも、ひとには、それぞれの役目があり、歯車のようにかみ合いながらゆっくり回っていて、古いものは壊れ、新しいものに置き換わり、時代が作られていく。その中にある、喜び、楽しみ、怒り、悲しみ、特に理不尽なことに対する気持ちが、静謐で精緻な文章から、声高に主張するでないのに、しっかりと感じられます。

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大貫妙子

日本のポップ・ミュージックの中で、女性シンガーソングライターの礎を築き、独自の美意識を貫いてきた大貫妙子。 独特の静謐な語り口と穏やかな色彩を感じさせる作品は、他の誰にも真似のできない「崇高な創造物」と言ってしまっても過分ということはない。

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