愛才 文春文庫

大石静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167512071
ISBN 10 : 4167512076
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
16cm,193p

内容詳細

あなたは好きだけど、セックスはしたくない。僕の奥さんは、僕も恋人も必要だという―どこか風変わりな妻は、自分の恋愛すべてを夫の「僕」に話す。そんな彼女が破滅型の役者と大恋愛、それでも続く夫婦の不思議な関係の行方は?十数年に及ぶ奇妙な三角関係を人気脚本家が綴った初の書き下ろし長篇小説。

【著者紹介】
大石静 : 昭和26(1951)年、東京生まれ。日本女子大学文学部卒業。「ヴァンサンカン・結婚」「長男の嫁」「ハンドク!!!」「アフリカの夜」「愛と青春の宝塚」「DAYS」「First Love」「オードリー」など、テレビ脚本の執筆多数。NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」で第15回向田邦子賞、第5回橋田賞を受賞。日本脚本家連盟、日本放送作家協会、日本文芸家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆるるん さん

    男二人と女一人の三角関係を描いた本。ただの三角関係ではなく、全員どこかがおかしい。奈子は当たり前のように浮気をし、それを夫に逐一報告する。そして夫はそれを容認する。間男は堕落した役者。何より、この不思議な夫婦の関係に納得がいかないのは私だけでしょうか。お互いの浮気を容認し、応援するような二人は読んでて現実感がわかなかったです。こういう関係もありなのかな・・・常識という枠に捕らわれたまま読む小説ではないように感じました。そして、その枠に捕らわれたまま読んだ私の姿勢は、私に最悪の読後感をもたらしました。

  • ダイキ さん

    解説・久世光彦。失楽園。成熟と頽落のあわい。成熟への焦燥、頽落への看過。一の完成としての死。 「死は一切の罪悪を消滅させますから、どうか故人を許して貰いたいと思います」(川端康成)。   「ぼくは、いったい何に手招きされたのか。(略)それは、この建物に入った瞬間からぼくを襲った、我慢がならない、〈死臭〉に似た〈ある匂い〉ではなかったか。(略)なべて〈文芸〉というものの領域は、〈異形の者〉の生地であり、聖地ではなかったか。(略)大袈裟に言うなら、これは〈異形の者〉たちの《創世記》かもしれないのだ。」(解説)

  • Chloe さん

    「恋人」や「夫婦」とは制度化されたものでしかないのか。その形式は個々が話し合い、考えていくのが一番なのか。どうなのか。

  • ΑΠΟΛΛΩΝ さん

    読後になんとも言い難い不快感が残りました。 んー・・・もう読まないかな。

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大石静

東京生まれ。脚本家。1997年にNHK連続TV小説『ふたりっ子』で向田邦子賞と橋田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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