北の狩人 下 幻冬舎文庫

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877287627
ISBN 10 : 4877287620
フォーマット
出版社
発行年月
1999年08月
日本
追加情報
:
16cm,347p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    理屈抜きエンタメの要素が強く、実は割と入り組んだプロットなのに、あまりにも都合良く”梶も歩けば関係者にあたる”状態。上京して数時間でこんなに行き当たるか?と振り返って感じた。そういう細かいところに目をつぶれば、勢いのある作品。ただ、やはりもう少しアクションシーンは多めにして欲しかった。後半は特に梶が暴れられるシーンが少なく、むしろやられている印象の方が強い。出会って少しで女子高校生と結婚しようとするくだりは、完全にノリだとは思うがなくても良かった。こうするならもう少し馬鹿っぽい一面を描く必要があるような。

  • KAZOO さん

    今年の初めにこのシリーズの第5作「冬の狩人」が出て読んだので最初からこのシリーズを読み直そうと思いました。新宿警察署の佐江という刑事が初登場して、新宿鮫と同様に変わりものの刑事ということで紹介されています。どちらかというと狂言まわし的な役割で印象付ける感じです。新宿鮫が11巻まで出ていますが、このシリーズも今後出るのでしょうか?

  • けろりん さん

    「新宿を異邦人の視点で描く」ことを目標とされた本作。北の山で、マタギの頭である祖父から山の恵と恐ろしさを教えられ、成長した主人公、雪人。彼がある目的を心に秘め、踏み込んだ新宿という深海。迷いない足取りと、透明な瞳が、澱んだ水を掻き回し、嵐を呼び寄せる。アウトローな刑事佐江、暴力団の幹部宮本、脇の人物が魅力的で、ストーリーの意表を突く展開も相俟って、大変面白く、あっという間に読了。

  • はつばあば さん

    山には山の掟があるように新宿には新宿の掟があるのだろう。それをぶち壊したのは秋田のマタギ雪人。沢山の人が死んだ。暴力団から中国マフィアまで。新島は自分の力を過信した。ヤクザに勝てるわけないのに。宮本は死なせたくなかったけれど・・雪人を守ってくれた。刑事は犯罪者と同化すると云う。狩りの終わった雪人は・・山も痩せてマタギの仕事も無いだろう・・そのまま刑事を続けるのだろうか。それとも・・

  • ひよこ さん

    面白かった!どんなことをしてでも父親の死の真相を知りたい梶、どんなことをしてでも梶を守ると決めた宮本。台湾の大物マフィアも関わったことで一気にクライマックスへと突っ走る。それにしても宮本さんカッコよすぎ!狩人シリーズ2作目「砂の狩人」にも期待!(そういえば主人公は佐江さんではなかったっけ?)

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人物・団体紹介

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大沢在昌

1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説協会大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学

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