大江健三郎全小説 10 治療塔/治療塔惑星/二百年の子供

大江健三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065090114
ISBN 10 : 4065090113
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
452p;22

内容詳細

人類の未来への祈りを描く『治療塔』『治療塔惑星』。過去と未来を自由に行き来する子供たちの冒険『二百年の子供』。ノーベル文学賞作家の近未来SFとファンタジー。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    『大江健三郎全小説』で再読する『治療塔』『治療塔惑星』、そして『二百年の子供』。『治療塔』刊行時、大江が初めて書いた本格的SFとして本作は、多くの批判に晒された。これまで大江はSF的ツールをもって小説を書いたことはあったが、背景から何から、ここまでSFどっぷりの小説は初めてであり、ゆえに批判がしやすかった側面はあるのだろう。さらに言えば、大江の書くSF的なるものがクラークを代表とするような、どちらかと言えば古臭いスタイルだったことも一因かもしれない(刊行時に読んだ自分もまた、(つづく)

  • ykshzk(虎猫図案房) さん

    「二百年の子供」読了。少し落ち着きたい時、”decent” な感じ、に近づきたい時に大江作品を読むと必ず心が落ち着く。今回もその試みは成功で、すとんと慣れ親しんだ森に帰れた感じ。3人組の子供達と柴犬が主人公の冒険譚。他の作品にも度々登場する森のフシギや連綿とした時間軸はそのままに、読みやすい物語となっている。船越桂の絵が小説の登場人物達の雰囲気とぴたりと合っていて、物語としての世界観作りに一役買っている。そしてやはり光さんをモデルとした登場人物は常に大江作品において、船でいうところのバラストのような役割。

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人物・団体紹介

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大江健三郎

1935年1月31日〜2023年3月3日。愛媛県喜多郡大瀬村(現・内子町)生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。1958年「飼育」で芥川龍之介賞、’64年『個人的な体験』で新潮社文学賞、’67年『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、’73年『洪水はわが魂に及び』で野間文芸賞、’83年『「雨の木」を聴

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