村上春樹 「騎士団長殺し」メッタ斬り!

大森望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025674
ISBN 10 : 4309025676
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

『騎士団長殺し』は、あの章にすべての謎が……?  『1Q84』『女のいない男たち』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』……村上春樹のこの10年の作品を名物コンビがメッタ斬り!

【著者紹介】
大森望 : 1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全十巻で第三十四回日本SF大賞特別賞を受賞

豊〓由美 : 1961年、愛知県生まれ。書評家、ライター。「TV Bros.」「GINZA」「週刊新潮」などの雑誌に書評を連載。2010年よりTwitter文学賞を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    フンッ(笑)

  • 修一郎 さん

    村上長編は暗喩を散らしつつも少々の齟齬や未回収は気にしないよ,という作風なのは知っているし,面白く読むことを主眼に読むのでギモンが残ってしまうことがよくある。そんなわけで,あの大森サンと豊崎サンが数々のギモンを解いてくれるのかっと期待したら,どちらかというと物語の破綻点を指摘していくような評論本だった。二人の語りにはハルキ愛が感じられてそこらの書評家より細かくかつ軽い。残念ながら100ページ以降は直近3作品の解説になってしまったので,未読の「1Q84」パートは飛ばし読み。遡って1Q84を読むことにしよう。

  • テクパパザンビア さん

    面白かった。騎士団だけやなく多崎つくる&1Q84までメッタ斬りしてくれたのでクロや青豆を思い出して楽しめました。村上春樹読んで訳わからんかったんは私だけじゃなかったんだ…。渡辺淳一化に納得。

  • yumiha さん

    「メッタ斬り!」ちゅう凄いタイトルに、恐れおののきながら少しワクワクもして読了した。対談されている大森望の言う「便乗本」も、豊ア由美の言う「人気コンテンツに便乗したコバンザメ」も、自分の立ち位置をちゃんと把握しておられるので、安心して読めた。お二人の言われることに、そうそう、そこは私も納得いかなかったんだよねとか、おおっ!それ、気ぃつかんかったわとか気楽に読ませていただいた。村上春樹の描く〈僕〉に好感を抱いたこともなく、ヒロインたちも血が通った人間というよりも〈僕〉に都合がいいだけの存在に見える私。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ メッタ斬りコンビによるハルキ本がまさかの刊行。以前の作品に関するものも電子書籍では配信されたいたが、本作はそれに騎士団長殺しをあわせたものの書籍化ということになる。ベストセラー本であるハルキ作品を貶す内容かと思いきや、さすがメッタ斬りコンビ。冷静かつ的確な批評がなされており読み応えあり。その上でいつもの毒舌・ユーモアも顕在で相変わらず面白い。「女のいない男たち」と「色彩を持たない〜」は微妙だったんだけど、これを読んで「騎士団長殺し」はちょっと読んでみたくなった。

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