暗闇に手をひらく

大崎清夏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784898155998
ISBN 10 : 4898155995
フォーマット
出版社
発行年月
2025年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

人間の作った小さな場所では
言葉はときどき、信じることが
震えてくるほど難しい。

想像もつかなかった光景を見て
何も持たずに逃げてきたあなたを
下ろした両手は抱きしめる。
 (巻頭詩より)


軽やかに言葉と遊び、現実を深く見つめる
人気の詩人・大崎清夏。
『地面』、『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、
『新しい住みか』、『踊る自由』に次ぐ、待望の第五詩集!

自分の手で作ること、描くこと。
辞書にない私の言葉を持って生きること。
戦争も災害もある今を生きている私たちが
口ずさむと力になる、歌のような詩。
(私の生活はこっちだ、)と標になる31篇。


帯の推薦コメント:
わたしの中に詩の種が蒔かれ
日常に言葉の風が吹き始める (写真家・植本一子)


詩的散文+小説集『目をあけてごらん、離陸するから』でも
多くの読者の心を掴んだ詩人による最新作。

【著者紹介】
大崎清夏 : 1982年、神奈川県生まれ。2011年、ユリイカの新人としてデビュー。詩集『指差すことができない』で中原中也賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • u さん

    新しい詩集を買うのは勇気のいることですが、「あとに残らないものを作る」がとても良くて、この詩のためだけでも買おうと思えました。「私たち自身はあとには残らない/美について夜どおし語りあう声や/長いくちづけの隙間から溢れる息/隣の窓から漏れ聞こえてくる喧嘩/自転車がはこんでゆく鼻歌/そういうものと同じように/私たちは消えることができるはず」生きること、生活することへの前向きな決意があり、ともに生きる匿名の人々への思いやりも感じられます。山の自然が瑞々しく感じられる詩や、「私は思い描く」もとてもよかった。

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