基本情報

内容詳細
田中角栄、金丸信など特捜検察は政治家の犯罪を摘発し、国民の喝采を浴びてきた。しかし、その信頼は村木事件で地に墜ちた。なぜエリート集団は堕落したのか?小沢一郎を逮捕できなかったのはなぜか?長年、検察を取材してきた新聞記者が組織の病巣に迫る。
目次 : 第1章 特捜検察の転落(特捜検察史に残る汚点―元特捜部長の逮捕/ 特捜検事逮捕の衝撃 ほか)/ 第2章 劣化の原因(机上の論理/ 情報収集力の低下 ほか)/ 第3章 組織の宿命が堕落を招いた(検察は起訴権を独占している/ 検察と警察の確執 ほか)/ 第4章 改革は成功するのか?(検事総長の電撃辞任/ 総長辞任をめぐる綱引き ほか)/ 第5章 小沢捜査の真相(限りなく「灰色」/ 陸山会事件の経緯 ほか)
【著者紹介】
大島真生 : 1968年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。産経新聞東京社会部で検察、国税、警視庁捜査二課、警視庁公安部などを担当。司法キャップ、大阪社会部次長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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