タケノコごはん ポプラ社の絵本

大島渚 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591145777
ISBN 10 : 4591145778
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25X25

内容詳細

世界的映画監督の大島渚が、自身の子どもに語った自らの戦争体験を絵本にしました。ご期待ください。

【著者紹介】
大島渚 : 映画監督。1932年京都府京都市生まれ。1960年「青春残酷物語」で、第1回日本映画監督協会新人賞受賞。1976年「愛のコリーダ」で、シカゴ映画祭特別賞、英国映画協会賞を受賞。1978年「愛の亡霊」で、カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。ほかに「戦場のメリークリスマス」など。2000年、文部大臣芸術選奨、紫綬褒章を受章。2001年、毎日芸術賞、芸術文化勲章コマンドゥール(フランス)を受賞。2013年1月15日死去

伊藤秀男 : 絵かき・絵本作家。1950年愛知県津島市生まれ。2010年『うしお』で、第2回JBBY(日本児童図書評議会)賞受賞、IBBY(国際児童図書評議会)オナーリスト。2002年『けんかのきもち』で、第7回日本絵本大賞受賞。第12回けんぶち絵本の里大賞「びばからす賞」受賞。1992年『海の夏』で、第41回小学館絵画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    絵本(戦争テーマ)パパが小学校に行っていたころ、日本は戦争をしていた。友だちのさかいくんは、戦争でお父さんが亡くなっても泣かなかった。でも、たくましい元担任も戦死してしまった。新しい先生は優しくて色白で話し上手で、子どもたちは先生が大好きだった。その先生も戦争に行くという。先生の家を訪ねた子供たちはタケノコご飯をごちそうになる。さかいくんは涙を流す。▽映画監督の大島渚監督が、息子の宿題で書いた作文を絵本にしたもの。先生も思い切った宿題をだされたものだ。読み聞かせ約10分。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    ご存じ『戦場のメリークリスマス』の映画監督(私は『御法度』が好きである)・大島渚の絵本。とは言ってもこの本が出たのは監督の没後。わざわざ書いたストーリーではない。監督の息子・武さんが少年時代に学校から「親に思い出を作文に書いてもらう」という宿題を出され、監督に頼むとすぐ書いてくれて、クラスで一番に提出した作文を絵本にしたものである。これがなかなかいい絵本なのだ。戦時中に少年だった大島監督。クラスの立派なガキ大将が戦争で父を失った途端、弱い者いじめを始める。そんな子供達が慕う色白の担任が戦争へ…。お薦め。

  • chimako さん

    「先生、戦争なんかいくなよっ」さかいくんのこの一言が全て。涙を流しながら訴えるさかいくんとぐっと堪える色白の先生。二人の顔が戦争のなんなのかを語っている。伊藤秀男氏の多彩で力強く勢いのある絵が大島渚監督の作文を素晴らしい絵本にした。この企画にも拍手。良い本でした。教えていただいてありがとうございました。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    大島渚さんが子供の頃に体験した話。父の戦死した後より少しずつ変わっていった「さかいくん」が、戦争に向かう先生に最後に言った一言がグッと心に響いた。戦争の悲惨さを子供目線で教えてくれる。「けんかのきもち」の伊藤秀男さんの絵がとてもピッタリでした。

  • gtn さん

    大好きな人の命を絶ち、残された者の心を引き裂き、タケノコ御飯をみんなで食べるという細やかな細やかな喜びさえ奪ってしまう。それが戦争。

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