これからのメディア論 y-knot Musubu

大久保遼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641200005
ISBN 10 : 4641200009
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
追加情報
:
345p;19

内容詳細

身近なメディア経験から出発し、メディアと社会の関係を読み解き、広大な領域の探索へ。メディアの仕組みと歴史を知ることで、感受性と解像度を高め、これからのメディアを使いこなすためのヒントを見つけましょう。図版や写真、紙面と連動したウェブサポートも充実。

目次 : メディア論とは何か/ 新しいメディア研究の潮流/ 写真と撮影のメディア史/ 映画と投影のメディア史/ 音楽番組とシンセサイザー/ ライブ空間とストリーミング/ 都市空間のメディア化/ 情報都市と大規模再開発/ 横断的な映像文化の形成/ ハリウッドとシリコンバレー/ 移動体通信とデータ主導型社会/ 感染症と新しい日常

【著者紹介】
大久保遼 : 明治学院大学社会学部准教授。1983年生まれ。2013年東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。博士(学際情報学)。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館演劇映像学連携研究拠点、東京藝術大学社会連携センター・COIプログラム(Arts&Science LAB)、愛知大学文学部人文社会学科を経て、2019年より現職。著書に『映像のアルケオロジー―視覚理論・光学メディア・映像文化』(2015年、青弓社、日本社会学会奨励賞)、共編著に『スクリーン・スタディーズ―デジタル時代の映像/メディア経験』(2019年、東京大学出版会)、『幻燈スライドの博物誌―プロジェクション・メディアの考古学』(2015年、青弓社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぷほは さん

    「これからの」というタイトルに込められた重さを体感。流行の社会学やメディア論といった講義をした自分の授業とかぶる内容も。特にQRコードで視聴覚資料をyoutube動画中心に参照していくやり方は「やっぱそうなるよな」と。専用ページの作り方も早速マネしたい。自分の講義はドメスティックに偏っていたことも気づかされた。他方、フランクフルト学派やボードリヤールの名前がなく、データベース消費やアウラの喪失といった従来キーワードが登場しない書き方に、キャッチ―さを優先せず、解像度を高める方に舵を切っている様子が伺えた。

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