基本情報
内容詳細
読売新聞を激変させた男、ナベツネこと渡邉恒雄。東大時代、哲学を愛する共産党員だった渡邉は、やがてライバルを駆逐し、新聞社の頂点に君臨する。部数一千万部を誇ったメディアの主筆として、あらゆる権力をほしいままにしてゆく。一介の政治記者からいかにして大物政治家を牛耳り、日本を動かすフィクサーと呼ばれるまでになったのか―稀代の傑物の人物像に迫る!
目次 : プロローグ(「渡邉の批判記事を書くな」/ 読売幹部の運命を変えた大下記事 ほか)/ 第1章 権力を嗅ぎ分ける政治記者(戦地に持っていった哲学書と詩集/ 反天皇制・反軍ゆえの共産党入党 ほか)/ 第2章 社内抗争の勝利と代償(日韓交渉の中にいた新聞記者/ 日韓国交正常化の報道と大野伴睦の死 ほか)/ 第3章 読売を右傾化させた提言報道(「権力は大手町から麹町に移る」/ 「鈴木内閣の中に入って協力すべきだ」 ほか)/ 第4章 巨人軍中心主義の「球界の盟主」(「負け試合を見るのは本当にイヤ」/ 「人気は必要ない。勝てる監督がほしい」 ほか)/ 第5章 最後の終身独裁者(「中央公論の灯を消してはいけない。全面支援しよう」/ 中央公論新社スタート ほか)
【著者紹介】
大下英治 : 1944年、広島県生まれ。広島大学文学部卒業。「週刊文春」記者時代に『小説電通』でデビュー。1983年「週刊文春」を離れ、作家専業として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Asaya さん
読了日:2022/10/18
チェケ さん
読了日:2019/03/22
じむくろうち さん
読了日:2020/05/30
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人物・団体紹介
大下英治
1944年、広島県生まれ。広島大学文学部卒業後、「週刊文春」記者として活躍。81年、『小説電通』でデビュー。政財界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで精力的に執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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