陰陽師 酔月ノ巻

夢枕獏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163817200
ISBN 10 : 4163817204
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
283p;20

内容詳細

今をときめく太政大臣・兼家の首から下が行方不明に!?道満の仲介で鬼との双六勝負に挑んだ兼家だが…。晴明と博雅が、都の怪異を解き明かす。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • れみ さん

    安倍晴明と源博雅が登場するシリーズ12作目。この巻もそうだけど新しい巻ほど道満の出番が多いなあ。このなかでは「首大臣」「新山月記」「道満、酒を馳走されて死人と添い寝する語」が好きかな。とくに「首大臣」に出てくる朱雀門に棲む鬼の兼家に対する態度が遠慮がないところ、すごく好き(^w^)

  • 紫綺 さん

    夢枕獏さんが、この世に陰陽師を産み落とし、25年目となる節目の作。いまだにこの世界観は、大好きである。今回は、七夕伝説を基にした「牛怪」がお気に入り!大人のための御伽草子、いつまでも続いて欲しいものだ。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    「奇妙な男の話をする。たとえて言うなら、風に漂いながら、夜の虚空に浮く雲のような男の話だ。」この一節から始まった『陰陽師』が、はや25年目を迎えようとは。博雅ならずとも重ねて来た齢(よわい)に想いを馳せてしまうではないか。9編収録の短篇集ゆえ読み応えの点では歯応えに欠けるが、すでに円熟の域に達した感の陰陽師。「新山月記」虎に変化してゆく橘季孝の描写に『キマイラ』が浮かび、虎の吟ずる白楽天の詩『折剣頭(せっけんのさき)』に心惹かれる。白楽天‐号は酔吟先生と検索で知る。サブタイトル「酔月の巻」にふさわしき→続

  • 星落秋風五丈原 さん

    蘆屋道満といえば、映画版『陰陽師』で真田広之さんがカッコ良く演じていた清明の敵だが、小説版の清明との関係は少し違う。利用し利用されという共闘関係が成り立っている。そして陰陽師として人の裏をも散々見てきた彼は、“清き人”源博雅には理解できない世界を知り、清明と共有している。スーパーヒーローで全てを超越した存在・清明と、天皇の血筋で楽の天才というサラブレッド・源博雅の対極に、人に芽生える悪心や欲をつついて騒ぎを起こす、生まれも育ちも胡散臭い蘆屋道満がいることで、物語のバランスが保たれていると言えよう。

  • tama さん

    いつもながらのここちよいリズムの語り口です。今回は道満法師が一杯出てくれます。「牛快」は、二人の神の「描かれていない協議の様子」をすごく想像してしまいます。一泊のお出かけの間に読み終えました。

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人物・団体紹介

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夢枕獏

1951年、小田原生まれ。東海大学卒。84年『魔獣狩り』三部作で現代伝奇の金字塔を打ち立てる。89年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞、2012年『大江戸釣客伝』で吉川英治文学賞を受賞。さらに菊池寛賞、日本ミステリー文学大賞、紫綬褒章に輝く(本データはこの書籍

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