沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ3 角川文庫

夢枕獏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041000168
ISBN 10 : 4041000165
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
484p;15

内容詳細

安倍仲麻呂が遺した手紙により、空海たちが知った事実。それは、かつて玄宗皇帝が楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った際、道士・黄鶴の提案に従って尸解の法を用い、楊貴妃を仮死状態にして難を逃れようとしたが、あえなく失敗したというものだった。一方、青龍寺の恵果のもとに、妖しい影―黄鶴の弟子であった白龍が現れる。白龍は順宗皇帝を呪殺し、唐王朝を完全に滅ぼすと予告する。中国伝奇小説の傑作、第3弾。

【著者紹介】
夢枕獏 : 1951年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あさひ@WAKABA NO MIDORI TO... さん

    巻ノ三読了。最終巻を前に、楊貴妃の死を巡る謎が大分明らかにされてきた。その裏には大きな謀が…。呪術を駆使した幻惑の応酬も伝奇小説の醍醐味かもしれない。ずっとこの世界に浸っていたいと思う気持ちと、どんな結末が用意されているのかを早く知りたい気持ち。さあ、怒濤の最終巻へ!

  • nuit@積読消化中 さん

    巻ノ二では阿倍仲麻呂、巻ノ三では高力士の手紙により、徐々に謎が明らかになってきました。ラスト巻ノ四へ進みます!

  • mocha さん

    文(ふみ)が長い!筆で書いた巻物だったらバウムクーヘンくらい太いだろうな〜なんてことも思いつつ・・役者は揃った。いざ宴の時。

  • Rin さん

    少しずつ、少しずつ謎な部分や謎な人物の正体が紐解かれていく。そして今回も長い長い手紙によって、過去を生々しく感じる一冊だった。でも個人的には、空海による般若心経の解説が、とてもとても分かりやすい学びになった。これまでの事件と過去が繋がってきた今回。次はいよいよ最終巻。人の愚かさや狂気、愛憎さまざまな感情を見つめてきた空海と逸勢の辿り着く先が気になる。けれども、白龍と丹龍がどう決着をつけるのか。白楽天の詩はどう綴られることになるのか。中心にいる楊貴妃の心の裡が語られるのか、どうなのかが気になります。

  • kumicom さん

    一気読み。巻ノ三まで来てようやくおもしろいと感じるようになってきました。今までの2冊よりも明らかにページめくるのが早い。玄宗皇帝の時代に書き残された文を中心に、徐々に真相に近づいてきましたよー!空海もやっと仏教らしいことをちらりと語ったりして。本筋には関係ないと思うけど、逸勢と同じく、仏教の基本の思想である「空」がまったく理解できない。空海の説明はわかりやすいようなわからないような。さて、肝心の話の内容ですが、こんな中途半端なところで終わってしまってストレス。一刻も早く次の最終巻に取り掛かりたい。

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夢枕獏

1951年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、第46回吉川英治文学賞を受賞。2017年に第65回菊池寛賞、第21回日本ミステリー文学大賞を受賞。18年には紫綬

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