キマイラ 11 明王変 ソノラマノベルス

夢枕獏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022760203
ISBN 10 : 4022760206
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
240p;18

内容詳細

大鳳と久鬼のキマイラ化を抑えるべく奔走する雲斎は、亜室健之から聞いた恐るべき秘密を三蔵に語り始める。一方、拉致された深雪を助けるべく単身戦いを挑んだ菊地は、謎の少年と対峙する。筆者渾身の「大河伝奇小説」シリーズ最新刊!

【著者紹介】
夢枕獏 : 1951年、神奈川県小田原市生まれ。東海大学卒業。77年『カエルの死』でデビュー後、89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。さらに『大江戸釣客伝』で、2011年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、2012年に吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    長い年月を経て物語が元のレールに戻って動き始めた…がしかし、その年月の隔たりは受け手の自分自身を変えてしまったようで、悲しいかな、あの頃のワクワクが感じられない。読み進めるうちに物語はまた外伝と言わんばかりの外れ様で、この先の道程を懸念してしまったものの、この高揚感!いい感じの裏切り…いいぞ!しかも行き先はぶれておられないようでゴールは近い!

  • miroku さん

    孔子に釈迦・・・。面白い!だが・・・。終わるのか本当に?!

  • はじめさん さん

    30年書いても終わらない夢枕獏のライフワーク、著者は終わりに向かっていると言うが、本編はキマイラ化する少年たちのルーツたる8番目のチャクラや西洋の秘密結社ルシフェル協会ーーその源流たるや紀元前のインドは苦行林で修行するゴータマ・シッダールタが出会った怪僧だったり、もうお口ポカン。ポアとか久々に聞いたけど、あーヒンドゥとかそっち系の思想がルーツだったねと再認識。/ チッキ(踵落とし)を繰り出す時の私は、飛龍脚を放つ龍王院弘をイメージしている。痛い奴だな。/ 普通に皆な携帯電話で通話。もうスマホ出ても驚かん。

  • ぐうぐう さん

    序章で、大鳳が西城学園に入ったのは一年前という記述がある。ということは、『キマイラ』の中では、たった一年しか経過していないのだ。ソノラマ文庫の第一巻が刊行されてから、この『明王変』に至るまで、実に33年が現実世界では経っているというのに。しかし、物語はあきらかに完結に向かって進んでいる。老子が登場し、シッダールタまで現れ、描かれるのは、キマイラの歴史ではなく、キマイラとは何なのか、という真理だ。人からキマイラへと変貌するとは、病を克服し、不死を得ることだ。だが、唯一残るものがある。(つづく)

  • chiseiok さん

    危うく読み逃すところ。奥付の発行日で、あ、まだ読んでないわって(笑)。本当も少し刊行ペースなんとかして欲しいところですが、物語自体の熱量は全く落ちていなくて充分面白かった。その辺が早く畳みたいオーラ全開の某先生の某戦記とはちょっと違うかも。むしろ完結もそう遠くないだろうと思われるこの時期に、新たな過去のサブストーリー(これがまた面白いw)がまた生えてきてますが、一体全体収拾付くのでしょうか。ま、面白ければ収拾つかなくてもそれはそれで良いですけどね。寺田克也師匠のジャケットは○○子と○子ですね、かっこいい!

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夢枕獏

1951年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、第46回吉川英治文学賞を受賞。2017年に第65回菊池寛賞、第21回日本ミステリー文学大賞を受賞。18年には紫綬

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