井伊直虎 女領主・山の民・悪党 講談社現代新書

夏目琢史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062883948
ISBN 10 : 4062883945
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

母系制社会から男性中心の徳川幕府へ。自然から都市民たちの文明へ。仏神の力を借りたカリスマから、異端視される存在へ―。遠州の山里を生きた直虎は、消えゆく中世的世界の象徴だった!

目次 : はじめに 直虎はヒロインにふさわしいか?(「直虎ってだれ?」/ 直虎の「宿命」 ほか)/ 第1章 直虎の生涯(この物語の舞台―引佐町とは/ 井伊家のルーツ ほか)/ 第2章 直虎の正体―「山の民」「女性」「悪党」(井伊氏の正体―「山の民」/ 「山の民」を統率する井伊氏 ほか)/ おわりに 歴史の岐路に立つ人びと(失われた歴史像の復元をめざして/ 「仮説」と今後の検証 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ビイーン さん

    第二章の「もののけ姫」の世界と直虎を結び付ける著者の考察は少々無理がある。井伊直虎は大河ドラマの主人公だが、如何せん歴史上の人物ではなく、視聴者に訴える力が弱いのか視聴率が取れていないようだ。個人的は結構ハマっているので残念に思う。

  • kokada_jnet さん

    未読です。これですか「講談社現代珍書」は。

  • yamahiko さん

    歴史書の体裁をとった小説のような印象を受けました。アジールや山の民に収斂させていく論の展開は、面白いけど、無理があるのではと思ってしまいました。ただ、家康以前の遠州を深く知りたいと思わせる一冊でした。

  • ふじ さん

    日本史が赤点スレスレだったため、読むのに苦労しました。次期大河、井伊直虎についての新説考察本。直虎を中世から近代、山中から都市化、そして女系社会から男系社会へと移り変わる時期を生きたリーダーとして捉え直した一冊。曾祖父の時代から、周辺の大名や豪族との関係含めて語られた本作、なかなか直虎が出てこない!(笑)井伊家存続のピンチヒッター感がよく伝わりました。おかげで幅広く基礎知識プラスαがつきましたが、戦国時代の知識がある程度あるほうがより楽しめると思われます。ところで次回大河は女向け…?男でも盛り上がる?

  • さとうしん さん

    第一章「直虎の生涯」と第二章「直虎の正体―「山の民」「女性」「悪党」」の二部構成だが、第一章まででやめておけば良かったのにと思う。第二章は著者の思い入れが上滑りしているというか、なぜ直虎の周辺を『もののけ姫』の世界観と重ね合わせなければいけないのかよくわからない。研究者というより、時代小説家が書いた評伝という印象を受けた。

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