漱石「こころ」の言葉 文春新書

夏目漱石

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166609772
ISBN 10 : 4166609777
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;18

内容詳細

頑固で短気で癇癪持ち…。そんなイメージとは裏腹に、門弟たちの良き相談相手として慈父のように慕われていた漱石。遺された小説、随筆、評論、書簡、俳句、漢詩等にも、百年後を生きる我々の指針となる言葉があふれている。ユーモアと真理に満ちた234のメッセージを厳選した名言集。

目次 : 第1章 自我/ 第2章 学問/ 第3章 未来/ 第4章 自由と孤独/ 第5章 正義/ 第6章 覚悟/ 第7章 恋愛と家族/ 第8章 処世

【著者紹介】
夏目漱石 : 慶応3(1867)年東京生まれ。帝国大学文科大学英文科卒業。東京高等師範学校、松山中学、第五高等学校の教職を経て、イギリスに留学。帰国後、第一高等学校、東京帝国大学で教鞭を執るかたわら、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』を執筆。明治40(1907)年より朝日新聞社員となる。『明暗』を執筆中の大正5(1916)年死去した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tokotoko さん

    私、恥ずかしいけれど、漱石さんって、坊ちゃんしか読んだことがありません。そして、少し首をかしげて考えるポーズをとる漱石さんの写真と、坊ちゃんの舞台の道後温泉にちょっと行ったくらいしか、漱石さんとの接点がありません。だけど、ふと読もう!って借りました。大きな8章の中でいろんな言葉をかけてくれます。あとがきで編者の方が「解釈は読者に委ねたい。漱石さんと存分に向かい合ってほしい」って書かれてました。それができる1冊だと思います。ぜひお気に入りの言葉、探してみてね!きっといっぱい見つかって、元気も出てくるからね!

  • ロマンチッカーnao さん

    再読。どの言葉も胸に来る。全ての言葉をノートに書き記しておきたい。余はわが文をもって百代の後に伝えんとする野心家なり。 100年先の人々にも伝わるように、意識して書いていたんですね。とてつもない意識の高さですね。そして、現実的に今も僕たちは漱石を読み続けています。意識が高く、野心家で、そして、際立った人格を持った人だったんでしょうね。 ここは後でノートに書いておこうと思って付箋を貼ってたら、付箋だらけになってしまって、どうしようもなくなってしまいました。良い本です。

  • white さん

    100年前も21世紀も、どれだけITが発達しようと、人間の本質は変わらない。漱石が送った書簡の中には、まるで100年前から今の自分に宛てて書かれたと思うようなものがあり、人間はいつの時代も同じようなことで悩み、考え暮らしてきたのだなと感じた。

  • ikedama99 さん

    朝に読む本。漱石の小説は読んではいるが、このように書簡やそのほかの文章から取り出したものを読むのははじめてだ。漱石のもつ知性や博識だけではなく、より暖かい心遣いや粘り強さ、または迷いのようなものも感じ取れる言葉の集まりだったと思う。漱石の文章にもっともっと触れたくなった。知り合いにもすすめた。

  • ペンギン伊予守 さん

    小説に時間を割く余裕がなくなると、編集された物に手を出し始めるのですが、さりとて漱石は読まねばなるまいと思うほどに、よく編集された本でした。

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人物・団体紹介

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夏目漱石

1867年、現在の新宿区生まれ。1890年、東京帝国大学文科大学英文科に入学。1895年から96年まで、『坊っちゃん』の舞台である松山中学校で教鞭を執る。1900年9月、イギリス留学出発。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に

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