遠い約束

夏樹静子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167184056
ISBN 10 : 4167184052
フォーマット
出版社
発行年月
1980年10月
日本
追加情報
:
280p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ヨーコ・オクダ さん

    生命保険会社のアレコレを絡めたミステリ。よく在りがちな使い方やと、自殺では保険金が支払われない点をポイントに、偽装やら殺人が起こって…て感じやけど、本作品では「告知義務違反」という点から問題がブワーッと広がっていく。保険会社VS契約者である一個人のトラブルが、保険会社の社員間のトラブル、金融機関としての保険会社VS融資先の企業とのトラブル等々と連鎖していき、いろんな面からマイナス要素、歪みを眺めることができる社会派推理系。読み終えてからタイトルの意味を考えると、エモいなぁ。。。

  • さざなみ さん

    大活字本で読み終える。 私がアフラックのがん保険を契約したのが40年ほど前、ちょうどこの本が書かれたころで外国資本のがん保険のこともチラッと出てくる。今、その当時の契約のままだと保証はわずか。生命保険の好きな日本人はあまりにも安易に保険に加入してるようだ。もう手遅れだが生命保険について良い勉強になった。作品の良し悪しは別にして・・・・・・

  • アヴィ さん

    ♪さよならは別れの言葉じゃなくて〜♬再び逢うまでの遠い約束〜♪ 本書のタイトルを見る度薬師丸ひろ子の唄う姿が脳内を旋回する。セーラー服と機関銃よりも数年早く出版されている本書の遠い約束は生命保険のこと。気軽に言ったさよならが永遠の別離になるように、死亡保険も生きてる者にとっては気の遠くなる約束。そしてその約束が果たされなかったら、告知義務違反に端を発した保険会社と、受け取り人の話と、保険会社の権力闘争が交互に語られるストーリーは面白い。最後は有機的に交わるストーリーも練られている。

  • おさむん さん

    再読。生命保険業界を描いた社会派ミステリー。生命保険の保険金が殺人の動機としてミステリーによく登場しますが、夏樹静子氏は、別の切り込み方はないものか、と考えた。(あとがきによると) 生命保険は「(いのちの値段をめぐる)遠い約束」。タイトルが素敵だと思いました。もちろん中身も名作です。

  • kanamori さん

    ☆☆★

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