基本情報
内容詳細
「当たったこともあれば、外れたこともある。だが、時代の雰囲気は見事なまでに当たった」
―― 堺屋太一
1997年からの約1年間、『朝日新聞』に連載された近未来小説。
20年以上も前、平成9年の地点から 平成三十年の日本を予測して書かれました。
もちろん、細かい数字など、当たっていない項目も多いのですが、
堺屋さんの言葉通り、時代の雰囲気はおそろしいほどに当たっています。
堺屋さんの『先見の明』はやっぱりすごかった!
【あらすじ】
(上) 何もしなかった日本
1ドル=300円、ガソリン代1リットル1000円、消費税は20%へ―。
平成30年(2018)の日本はまだ何も“改革"できないでいた!
インフレと不況、少子高齢化と高失業、国際収支の大幅赤字が加速する日本の窮状を救う道はあるのか?“警告と提言"の大ベストセラー
(下) 天下分け目の「改革合戦」
日本改革会議が結成され、国家再生への端緒が開かれる。
産業情報省大臣・織田信介は、官房長の明智三郎、企画課長の木下和夫らとともに、国を二分する改革合戦に打って出るが。
日本は先端国として甦ることができるのか? 緻密な予測で描く近未来巨篇、堂々の完結。
【著者略歴】
堺屋 太一(さかいや たいち)
1935(昭和10)年、大阪市生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省に入省。通産省時代に、日本万国博覧会を企画、開催にこぎつける。その後、沖縄海洋博、サンシャイン計画の推進などに携わる。1978年通産省を退官後、執筆・テレビ・講演と幅広い活躍を続ける。
1998年7月、経済企画庁長官に就任、2000年12月に退任。以後、安倍晋三内閣の内閣官房参与などを歴任。12年に旭日大綬章を受章した。19年、逝去。
著書に、『油断! 』『団塊の世代』『巨いなる企て』『峠の群像』『知価革命』『日本とは何か』『組織の盛衰』『向い風の朝』『秀吉』『欣求楽市』『あるべき明日』『時代末』『明日を読む』『明日を診る』『明日を想う』『堺屋レポート1997-2001』『「平成三十年」への警告』『団塊の後 三度目の日本』『堺屋太一が見た 戦後七〇年 七色の日本』など多数。
【著者紹介】
堺屋太一 : 1935(昭和10)年、大阪市生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省に入省。通産省時代に、日本万国博覧会を企画、開催にこぎつける。その後、沖縄海洋博、サンシャイン計画の推進などに携わる。1978年通産省を退官後、執筆・テレビ・講演と幅広い活躍を続ける。1998年7月経済企画庁長官に就任、2000年12月に退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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初美マリン さん
読了日:2019/01/15
まつうら さん
読了日:2023/02/05
どぶねずみ さん
読了日:2019/04/27
T K さん
読了日:2016/09/04
Nobu A さん
読了日:2019/11/14
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人物・団体紹介
堺屋太一
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、日本万国博覧会を企画、開催したほか、沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の75年、『油断!』で作家デビュー。78年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評
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作成者:望月ハルヒさん
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