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堂場瞬一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087717150
ISBN 10 : 4087717151
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
376p;19

内容詳細

堂場瞬一のデビュー作にしてスポーツ小説の金字塔『8年』から19年、満を持して続編刊行。
東京オリンピック。野球アメリカ代表監督の大役は、元大リーガーの日本人に任された!

20年前、大リーグのニューヨーク・フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。52歳となった今は、マイナーリーグの巡回コーチをしている。ある日藤原は、現役時代のライバルで、大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。東京オリンピックのアメリカ代表監督が亡くなったため、代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、芦田をスカウトする。しかし、そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があった――。

オリンピック関連のスポーツ小説を4社からリレー刊行する「DOBA2020プロジェクト」第4弾!

まさに監督1年目に経験した、怖さと感動。
誰もが、居場所を得るために、最も難しい心の戦いに挑む。
これだ!涙がひたすら溢れる!!
――栗山英樹氏(北海道日本ハムファイターズ 監督)

【著者略歴】
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける。「ラストライン」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなど、次々と人気シリーズを送り出している。ほかにメディア三部作『警察(ルビ:サツ)回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』、『宴の前』『Killers(上・下)』『ザ・ウォール』『帰還』『凍結捜査』など著書多数。2020年は「DOBA2020 スポーツを読む!!」プロジェクトと題し、オリンピック関連の小説『チームIII』『空の声』『ダブル・トライ』『ホーム』を4カ月連続刊行。


【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    あの衝撃のデビュー作『8年』より19年の年月を経て、あの藤原が帰ってきた。なんと2020年東京オリンピック行きアメリカチームの監督として。タイトルがいい。「ホーム」とはもちろん(野球のお話なので)「ホームベース」、「故郷」「祖国」そして「居場所」。日米の狭間でアイデンティティに悩む登場人物たち、野球の臨場感、長年スポーツ小説を描いてきた堂場さんの筆致が冴える。金メダルを見事勝ち取るのは?彼らはホームを見つけられたのか?

  • 旅するランナー さん

    デビュー小説「8年」から19年、元投手の藤原が東京オリンピック野球アメリカ代表チームの監督に就任する。さらに、思わぬ隠し玉まで用意されていて、熱戦に力がこもります。試合の臨場感がハンパないです。ホームという言葉に様々な意味合いを持たせていて、特に最後の到達点に痺れます。誰でもホームを探し目指し手に入れようとしているわけだ。いつだって、何歳になっても旅は始められるのだから。

  • いつでも母さん さん

    デビュー作『8年』ほとんど覚えていない(汗)だがここからでも十分楽しめる。本来ならば東京オリンピック目前で更に盛り上がったことだろうが・・野球アメリカ代表監督を引き受ける藤原の苦悩と日米国籍を持つ天才スラッガー・芦田の葛藤。『ホーム』とは上手いタイトルだと思う。多民族国家でありながら、日本人が監督というのはプライドが許さないのだろうなぁという気持ちはわかる・・いつか日本の野球代表も外国人がと言う日も来るかもしれない。野球だけが特別じゃない。何処でやっても国を背負う。それがホームでオリンピックだ。

  • おつぼねー さん

    野球好きなだけに読み始めたら一気だった。米国の野球チームの五輪監督が日本人、そして日米二重国籍の選手。嫉妬とプライドの中で、ホームとは?と問われる。家?祖国?自分は、存在や寄り所ととらえて次作を待ちたい。

  • ゆみねこ さん

    デビュー作の主人公・藤原が2020東京五輪の野球アメリカ代表監督に。戦力補強のためにスカウトされたのは二重国籍を持つ大学生の芦田。二つの故郷を持つ若者の苦悩、日米の野球への考え方の違い。横浜スタジアムでの決勝シーンの緊迫感と興奮。面白かったです!

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人物・団体紹介

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堂場瞬一

1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年、野球を題材にした『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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