基本情報
内容詳細
「電磁気学って、何に役に立つのだろう?」光や電波の奥深さ、凄さを感じて直感でイメージできるようになる入門書。
目次 : 1章 電磁波の基礎/ 2章 電磁波のミクロな世界―量子/ 3章 電磁波はエネルギー?/ 4章 光/ 5章 電波/ 付録 電磁波の分類
【著者紹介】
堀越智 : 上智大学理工学部物質生命理工学科教授。学生時代の専門は物理化学で、界面化学や光化学を得意としていた。その頃、研究を進める中で、化学反応における「マイクロ波の量子的振る舞い」に気づき、マイクロ波エネルギーに魅了される。現在は、マイクロ波または光をエネルギーとして用いた、新しい、「化学、材料、環境、エネルギー、生命、生物、食品、物理」などに興味が広がり、「The Best or Nothing」の姿勢で、電磁波科学という新しい学問分野を考え、基礎から社会実装まで邁進している
三谷友彦 : 京都大学生存圏研究所准教授。学生時代の専門は電気電子工学で、主にマイクロ波電子管(マグネトロン)を用いたマイクロ波電力伝送システムの研究開発を行った。その後、京都大学生存圏研究所の発足を契機に、マイクロ波照射加熱を利用した木質バイオマス前処理などの研究開発に従事する。以降、農学のみならず、化学、材料科学、生物学などの研究者とともにマイクロ波加熱応用に関する異分野融合研究に電磁波工学の立場から携わる。現在は、マイクロ波をエネルギー媒体として捉え、マイクロ波電力伝送システム、および従来にはない新たなマイクロ波加熱システムの基礎研究から応用研究を行っている
樫村京一郎 : 中部大学工学部准教授。学生時代の専門は熱力学で、プラズマを用いて熱プラズマを研究していた。研究を進めている中で、「化学プロセスにおける対象への高速エネルギー供給法」に興味が移り、電磁波加熱・プラズマ加熱を研究するようになる。現在は、マイクロ波を熱源として用いた「新しい加熱プロセスの実用化」へ興味が広がり、食品加熱から高温プロセスまで幅広い温度帯を対象とするようになった。企業向けセミナー講師や実用化への技術コンサルタント活動を精力的に推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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