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音楽の肖像

堀内誠一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093887854
ISBN 10 : 4093887853
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

音楽は世界を丸ごと包み込む。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからストラヴィンスキー、エリック・サティまで、堀内誠一が遺した色彩豊かな28人の作曲家の肖像とエッセイに谷川俊太郎が32篇の詩(書き下ろし多数)を捧げた。「マザー・グースのうた」の名コンビが贈る宝石のような一冊。

目次 : ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト/ アントニーン・ドヴォルザーク/ クロード・ドビュッシー/ ガブリエル・フォーレ/ マヌエル・デ・ファリャ/ エドヴァルド・グリーグ/ ロベルト・シューマン/ フレデリック・ショパン/ ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/ ヨハネス・ブラームス〔ほか〕

【著者紹介】
堀内誠一 : 1932年12月東京向島生まれ。14歳で伊勢丹の宣伝課に入社。23歳でアドセンター設立に参加し、企業広告、ファッションショー、「週刊平凡」「平凡パンチ」のファッションページのディレクションを手がけると同時に、挿絵と絵本の仕事を始める。58年に初めての絵本『くろうまブランキー』を刊行。69年に独立し「アンアン」創刊時のアートディレクターを務めたのち、74年から家族とともにパリ郊外に暮らし、ヨーロッパ各地を旅する。1987年8月、下咽頭癌のため死去。享年54

谷川俊太郎 : 1931年12月東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩集のほか、散文、絵本、童話、翻訳など多彩なジャンルで活躍。受賞詩集に、『日々の地図』(読売文学賞)、『よしなしうた』(現代詩花椿賞)、『女に』(丸山豊記念現代詩賞)、『世間知ラズ』(萩原朔太郎賞)、『シャガールと木の葉』(毎日芸術賞)、『私』(詩歌文学賞)、『トロムソコラージュ』(鮎川信夫賞)、『詩に就いて』(三好達治賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • trazom

    28人の作曲家の一人一人に、詩と絵とエッセイ。私は、つくづく自分が詩を鑑賞する能力がないことを実感する。谷川さんの詩からは、音楽のイメージも、音楽家の人となりも、全く浮かんでこない。一方、堀内さんの絵と文章には心が震える。あの「ぐるんぱのようちえん」の堀内さんの絵の素晴らしさは当然だが、音楽家の特徴を見事に捉えた肖像画の味わい深さと色遣いの純粋さに魅了される。更に驚きは、音楽家の本質を見事に射抜いた文章の何とも素敵なこと…。堀内さんは、こんなに深く音楽を理解し、こんなに心のこもった文章を書く人だったんだ。

  • クラムボン

    堀内誠一が1980年代にヤマハのPR誌「ピアノの本」に連載したものを、2020年に谷川俊太郎の詩を添えて書籍にしたようだ。堀内は連載中に54歳で亡くなる。谷川とは「マザーグスのうた」などの共作で旧知の間柄、共にクラシック音楽ファンでもある。スナップ写真風に28の作曲家が描かれている。モーツアルトは華やかに、ショパンは淡い青の色調、ガーシュインは咥え煙草、そして表紙のサティは舞台の裏で瞑想か…。エッセイの方もパリ郊外に住んでいたので、頻繁に作曲家ゆかりの地を訪れており、エピソードと共に楽しめました。

  • ゆか

    ヤマハの楽器店やピアノ教室などで配られるPR誌「ピアノの本」に掲載されたエッセイに、谷川俊太郎の詩を加えた本。最初は「ピアノを絵の中を入れて欲しい」というリクエストのもと、しぶしぶ描いていた作曲家シリーズだったようですが、どんどん面白くなり11人目のドビュッシーからエッセイの連載が始まる(絵のみの作曲家がいた理由がわかった)ヨーロッパを旅していたり、フランスに住んでいたので、街の様子を背景にした絵もとても良い。知れば知るほど、堀内誠一が好きになる。(自分メモ 山形へ向かう車中で読了)

  • ヨハネス

    絵とエッセイが堀内氏、詩が谷川氏。この構造がわからず無駄にイライラして、読後やっと、小さく書かれたそれを発見。エッセイは短くても聞いたことのないネタが豊富で大変読み応えがある。ハイドンの奥さんが音楽に関心なさすぎるとかモーツァルトは腎臓が弱かったとか。ラフマニノフの風貌って、モンゴル的かしらん。あたしの好きなブラームスについてエッセイがないのがとても残念だ。

  • belle

    堀内誠一が綺羅星のクラシックの音楽家たちを絵とエッセイで綴る。ヤマハのPR誌に連載されていたので、ヤマハ音楽教室に在籍していたら毎号楽しみだったかも。交流の深かった谷川俊太郎が詩を捧げて新しく一冊の本になった。昨秋、上野の博物館の帰りに駅ナカで見つけた。緑の中をベートーヴェンが歩き、シューベルトは赤に抱かれ、ショパンを青が包む。3つの色が特に印象に残った。音楽家のかたわらにはピアノが描かれ、それもとても嬉しい。加えてエッセイからは音楽と土地の匂いが伝わってくる。ときめきもあり、静けさもあり。

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