島崎藤村・北村透谷 明治の文学

坪内祐三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480101563
ISBN 10 : 448010156X
フォーマット
出版社
発行年月
2002年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,464,2p

内容詳細

同じように「強く眺める」人として文学の世界に名を残した藤村と透谷。しかし、彼らの眺め方は絶対的に異なっていた…。本書ではそれぞれの作品の中から、ふたりの相違が浮かび上がる短篇や紀行などを紹介する。

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読書メーターレビュー

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  • kthyk さん

    ふるいものを壊し、新しい言葉を新たに作る。その時全てを壊すのではなく、いいものは残す。「柳橋スケッチ」自体が5つの短編で作られているが、その中の一つの短編「海岸」は4部に分かれている。内容は時間が行ったり来たりする複雑な構成。それは時間のズレを読者と共有しようとするもので、絶えず揺れ動いているような文章だ。藤村は小さな短編を書いているのだが、それは大きな長編小説。だからこそ、その全体を「スケッチ」と呼んだと、何処かで堀江さんが書いていた。そう言えば島崎藤村も村上春樹、共に春樹。ボクはハルキストのようだ。

  • 愁 さん

    近い様で遠く、遠い様で近い藤村 透谷のカップリング短編集。手に入りやすい文庫等には未収録の作品がメインの構成で、おまけに面白い物が多く、両人のファンにはもちろん、どちらかのファンにもオススメです。個人的には藤村の作風で落ち着き、透谷の作品で鼓舞されるといった感じでした。この「明治の文学」シリーズは、他にも興味深い物が多く、この時代が好きな方にはたまらないでしょう。

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人物・団体紹介

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坪内祐三

1958(昭和33)年‐2020(令和2)年。東京都渋谷区生まれ、3歳から世田谷区育ち。早稲田大学第一文学部人文専修卒、同大学院英文科修士課程修了。1987(昭和62)年から1990(平成2)年まで「東京人」編集部員。1997(平成9)年、『ストリートワイズ』(晶文社)でデビュー。2001(平成13

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