音楽は自由にする

坂本龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104106028
ISBN 10 : 410410602X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年02月
日本
追加情報
:
20cm,252p

内容詳細

ちょっとしたはずみで、自分の人生を振り返ってみることになりました……。初めての本格的自伝。

子どものころ、「将来何かになる」ということが、とても不思議に思えた――。幼稚園での初めての作曲。厳格な父の記憶。高校でのストライキ。YMOの狂騒。『ラストエンペラー』での苦闘と栄光。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽。57年間の半生と、そこにいつも響いていた音楽。そのすべてを自らの言葉で語った、初の自伝。

【著者紹介】
坂本龍一 : 1952年東京生まれ。3歳からピアノを、10歳から作曲を学ぶ。東京芸術大学大学院修士課程修了。78年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、細野晴臣、高橋幸宏と「YMO」を結成、83年に散開。出演し音楽を手がけた映画『戦場のメリークリスマス』(83年)で英国アカデミー賞音楽賞を、『ラストエンペラー』(87年)でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、グラミー賞映画・テレビ音楽賞を受賞。その他、受賞多数。99年制作のオペラ『LIFE』以降、環境・平和活動に関わることも多く、論考集『非戦』の監修、森づくりを推進する「more trees」の設立など、活動は多岐にわたっている。2006年には、「音楽の共有地」創出を目指す新しい音楽レーベル「commmons」を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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そもそもは雑誌の連載インタビューで語られ...

投稿日:2021/04/25 (日)

そもそもは雑誌の連載インタビューで語られた半生を本にまとめたものですが、様々なメディアで紹介されたエピソードもご本人の言葉で述べられると説得力が違います。「ラストエンペラー」にまつわる話はページ数が相当割かれており興味深いです。また、9・11を目の当たりにした様子もご本人が撮影した写真とともに述べられています。

えせがっぱ さん | 岩手県 | 不明

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坂本龍一という天才の半生が音楽を中心に語...

投稿日:2021/04/13 (火)

坂本龍一という天才の半生が音楽を中心に語られている作品でした。YMOはどういう経緯で誕生したのかなど音楽好きにはたまらないエピソードが書かれています。

ヂユウ さん | 秋田県 | 不明

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坂本龍一さん関連の本は過去2冊ほど読んだ...

投稿日:2011/01/16 (日)

坂本龍一さん関連の本は過去2冊ほど読んだのですが、これは最も興味深い本でした。ほぼ同世代である坂本さんの人生に感情移入できました。脚注が充実している点も感激。人脈の豊富さについては羨ましい限りで、自分の人生とその努力不足を寂しく感じてしまいます。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲンキ さん

    ご逝去を悼み、本書を手に取りました🙇 2009年に、ご本人が57歳の時に書かれた自叙伝です。決して自慢ぶった話は一つもないのですが、結果を見てみたら、凄い話ばかり。集まってくる人も凄い人ばかり。天才とは、このような人のことをいうのだ、と思いました。ありがとうございました🙇

  • バネ さん

    57歳の教授が綴った半生記。本人は「大したコトは何も出来ていない」と言われているが、何をおっしゃるである。コレだけ様々な経験、ソコから生まれる様々な音楽を提示するコトって尋常ではないかと。私も何度もLIVEに行ったり、EVENTで直接話したりしてきたが、常に変わり続けている教授には敬服しかない。 ユキヒロが逝去されて実現不可能になってしまったが、出来ればまたYMOで演って欲しかった。。引き続き、元気に活動を続けて欲しい。

  • 踊る猫 さん

    この自伝で語られる坂本龍一という男は、実に不思議な存在だ。時代を常にリードしてきた人物でありながらそんな野心はなかったみたいだし、文化人が一目置く知性の持ち主でありながら彼自身が著名になりたいというエゴもなかったみたいだ。いつも受動的で、音楽や文化の盛衰の波に揉まれているうちにその乗りこなし方を覚えて、そうしているとあれよあれよとスーパースターになっていく。実にうらやましいんだかなんだかよくわからない人生だが、ともあれそんな生き方だからこそポップスからクラシックまで幅広い領域を横断できることは間違いない?

  • 蘭奢待 さん

    坂本龍一の自伝。母親の熱心さで幼少期から音楽に浸かった生活。ピアノを習い、作曲を習う。高校ではほとんどファッションのように学生運動に明け暮れるが、隔世の感がある。藝大では音校に入るが、美校に入り浸り、その頃の縁がのちの坂本龍一を作っていったようだ。YMO前夜、3人でバンドを結成に至ったやり取りの描写はあるものの、何がきっかけで、どんな経緯がブレイクのきっかけになったのか。最も知りたかった部分が欠け落ちている。自伝にはよくあるパターンだが。

  • ふう さん

    結構知っていることの確認の繰り返しみたいな読書だったのだけど、えっ?あの一亀さんがお父さんだったの⁉️ なるほどなあっと。

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坂本龍一

”世界のサカモト”なんと名誉ある呼び名だろう。常に斬新で柔軟な音楽性はYMOに始まり、日本に世界にと、その素晴らしい音楽を作りつづけている、天才音楽家、教授こと坂本龍一。陳腐な言葉では称え尽くせぬ芸術家でありながら、お茶目な部分も持ちあわす人間性が彼の器の大きさを物語っている。

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