獣でなぜ悪い

園子温

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908472
ISBN 10 : 4163908471
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
175p;19

内容詳細

吉高由里子、満島ひかり、沢尻エリカ……彼女たちはなぜ壁を突破できたのか? 園子温監督初のR―18な自由論、ついに解禁!

【著者紹介】
園子温 : 映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞をダブル受賞。『ヒミズ』で、主演の2人は第68回ヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。2013年『地獄でなぜ悪い』で、第38回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    園子温氏の作品は全然、観ていないです。でも「自分をレイプ犯として嵌めようとした女性にも感謝を」とか永遠に理解できない、同じタイプだったかもしれないお母さんへの愛とかを知ると園氏が真のフェミニストであるかが文章から滲み出ていると思う。また、今の日本映画に違和感を感じている身としては「映画には不細工やデブが必要だ」という指摘に「そうだ!」と思った。そして「日本はリアリストがいなく、反抗者もいない」という指摘がグサッときた。後、園氏のお父さんの発言を読むといつの世もプライドがん高な男って変わらんのだなと思う。

  • ぐうぐう さん

    吉高由里子や満島ひかりをいかに見出したかから始まる園子温の『獣でなぜ悪い』。けれど本書は、園子温による若者へ向けた自由論、女性論といった内容になっている。「普通」という概念を疑うことで個性を発見し、シモーヌ・ヴェイユの著作から真の自由の意味を学ぶ。それは異質なようでいて、園子温の映画をこよなく愛する人達にしてみれば、しごく真っ当な考えでもある。ちゃぶ台をひっくり返すようで申し訳ないが、ここにわざわざ書かれていることは、すべて園子温監督作の映画に描かれていることだ。(つづく)

  • 4fdo4 さん

    映画監督 園子温のエッセイ。吉高由里子を見出した時の話は面白い。そして氏の両親の話や奥さんの話も面白いのだが、「蔓延する “かわいい”」は読み応えある。普通って何なんだと問いかける。特殊とはなんだと。園子温の映画をもっと見たくなった。

  • あび さん

    映画監督 園子温の女性観の書。彼の作品を鑑賞している人だとより面白く読めるかなと思った。

  • Yuko さん

    <吉高由里子、満島ひかり、二階堂ふみ…。彼女たちはなぜ壁を突破できたのか。美しく、強くなるには。本当の自由とは-。映画監督・園子温が自由について、影響を受けた女性たちについて、縦横無尽に語り尽くす。> 2018年 ミロコマチコさんの迫力ある装画がぴったりな、力強いステートメントが満載の一冊でした。

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園子温

映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ

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