噺家の魂が震えた名人芸落語案内 竹書房新書

噺家三十人衆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801911444
ISBN 10 : 4801911447
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;18

内容詳細

古典芸能『落語』を知っているつもりで興味があっても、何から聴いていいのか分からない人のために、博多・神落語まつりのプロデュースを通じて東西全流派の噺家と交流を深めている六代目三遊亭円楽が、落語家仲間にアンケートを取って、「生きている間に絶対に聴きたい名作落語」の52席を厳選しました。八代目林家(彦六)正蔵から直接噺を教わった林家木久扇師匠から、二〇〇七年にネット動画で生まれて初めて落語を観た二つ目さんまで、老若30人の噺家のアンケートを堪能出来ます。ありそうでなかった演者が選んだ落語案内書。

目次 : 『らくだ』/ 『鼠穴』/ 『猫の災難』/ 『百年目』/ 『火焔太鼓』/ 『掛取り』/ 『笠碁』/ 『金明竹』/ 『芝浜』/ 『中村仲蔵』〔ほか〕

【著者紹介】
三遊亭円楽(六代目) : 本名:會泰通(あいやすみち)、1950年2月8日。落語家。円楽一門会所属。1970年4月/青山学院大学法学部在学中に五代目三遊亭圓楽の鞄持ちのアルバイトに志願、暫くの付き添いを経てスカウトされ入門、高座名は楽太郎。1972年3月/青山学院大学法学部卒業。1976年7月/二つ目昇進。1977年8月28日/師匠五代目圓楽の弟弟子六代目三遊亭圓窓の後任として『笑点』レギュラーとなる。1978年/落語協会分裂騒動で師匠と共に脱退し、落語三遊協会所属となる。1981年3月/真打昇進。2010年3月1日六代目三遊亭圓楽を襲名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 緋莢 さん

    三十人の落語家に「お客様にぜひ聴いてほしい落語」、「自分が一番好きな落語」など、様々な理由で演目をあげてもらい、その結果を集計したもの。ジャズ・ミュージシャンにアンケートを取って作成した名盤ランキングを参考にしたようです。演目ごとに順位がつけられ、同時に推薦演者も書かれています。巻末にあるアンケートも興味深い(ある落語家は、立川談志について、落語より政治風刺、社会風刺、芸評が素晴らしい、と書いていて、大丈夫なのか?と)ですが (続く

  • 内藤銀ねず さん

    kindle unlimitedになっていたので。現役噺家30人にアンケートを実施、その結果を六代目圓楽(楽太郎)が解説した本。昭和の名人から当代の売れっ子まで「この噺家のこの噺!」をプロが選ぶという企画も面白いし(何より商売仇を褒めるわけですから)、圓楽の解説も本音と自負で勝負してると思う。アンケートの中で、大ベテランの林家木久扇が後輩を褒めていて(春風亭昇太『ちりとてちん』、柳亭市馬『掛け取り』、春風亭一之輔『粗忽の釘』)、これやられたら圓楽も真剣にならざるを得ないでしよ。

  • とんちゃん さん

    年齢的に間に合ってない噺家さんも何人かいる。 ライブで観たかったな。

  • そうぺい さん

    初読。うーん、Amazonで買ったんですがなんか、勘違いとゆうかダマサレましたねw噺家さん30人の話やら体験やら、芸談やらがいっぺんに読めるのはお得やなあーと思って買ったんですが、ちょこっとのアンケートがあるだけで、ほぼ六代目の円楽師匠の話と解説でしたwwとは言え、やはり面白いですねえ。瓢箪から駒、災い転じて、、ですね。円楽師匠は、笑点の方くらいしか存じなかったんですが、自分の使命と立場と腕をわきまえていらっしゃる凄い人だったのですねえ。感心しました。そのような方の案内なので、楽しませて頂きましたよっ。

  • kaz さん

    東西の現役落語家30人からのアンケートに基づく演目の人気ランキング。全52演目。六代目円楽の自慢話はあまり感心しないが、その解説は落語を聴くうえでやはりためになる。巻末の実際のアンケート「噺家三十人衆アンケート」は、なるほどこの人はこの噺、あるいはこの師匠のことをこのようにとらえるのかということがわかって面白い。それにしても、竹書房は校正が雑。

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